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【技術史】星形要塞

1400年代の終わりから、大砲が高性能になり、鉄の重い球が発射できるようになると、高い城壁と天守閣をもつ城は外壁からすぐに破砕されるようになりました。そこで、まずイタリアで星形要塞が登場しました。この要塞は、多角形の角に配置された大砲や、死角なく小銃を撃てるように、高度な幾何学を用いた数学的に設計されていました。
イタリアで始まった、稜堡(りょうほ)という形式の城は瞬く間にヨーロッパに広がり、数学者と建築家が究極の形をめざして競い合いました。
日本では、それから遅れること300年、函館に稜堡である五稜郭が誕生しました。
 
『参考資料』
https://www.hakobura.jp/spots/355

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