夜景も美しい富良野のラベンダー
前回のnoteに「この時期の北海道のおすすめは積丹半島」と書きましたが、言葉足らずでした。7月の北海道は富良野周辺のラベンダーを抜きにして語れません。いや、礼文島の高山植物や、世界遺産の知床半島も抜きにできないかも。ちょっと書ききれないので、今回はラベンダーの夜間鑑賞という新しい楽しみ方をご紹介します。
7月20日に中富良野町で行われた「第41回なかふらのラベンダーまつり&花火大会」。町営の「北星山(ほくせいやま)ラベンダー畑」で行われる花火大会で、当日は大規模な交通規制が行われる混雑ぶり。観光地として知られるファーム富田に近い町営駐車場に車を停め、10分ほど歩いて会場へ到着すると、人の多さに驚きました。町民の数を超えているかも笑
やはり人気はラベンダー畑の真下。打ち上げ30分前からは「ディスコナイト」と称したイベントが行われました。
その後、DJによるカウントダウンで花火の打ち上げ開始。サザンやYOASOBIなどの音楽が流れる中、大輪の咲いた下にラベンダーの紫色が浮かび上がります。
今年らしかったのはCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」。ノリの良い曲に「To The Next,To The 一番上」という歌詞がマッチし、会場を盛り上げました。
https://www.youtube.com/watch?v=MRT6YYxyKlo
ただ、花火大会は正直、ラベンダーを楽しむのに最適とは言えません。終了直後に斜面を上って撮影しましたが、光の具合なのかきれいに撮ることはできませんでした。
一方、翌日朝にリフト(冬はスキー場なので)を上った山頂近くから見たラベンダーの背景は、十勝岳連峰の大パノラマ。王道の絶景でした。
21日夜はお隣の上富良野町で行われた「ラベンダーフェスタかみふらの」へ。町営日の出公園ラベンダー畑を彩るライトアップは、コロナ禍の2021年にスタート。当初は「避密の花園」的な意味合いだったようですが、その幻想的な風景は唯一無二。私は昨年、初めて足を運びましたが、個人的に「日本一の花風景」だと思いました。昨年の様子もnoteにまとめています。
https://note.com/tec_note1133/n/ncb603d698cb2
今年もその景色は圧巻
言葉が出ないほどの美しい景色の数々に加え、動画もぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=0bKxzy8zJHE
昨年に比べると、明らかに外国人客の姿が増えていました。今年のライトアップ期間は13~21日までの9日間。少し期間が短いのが難点ですが、この景色を見るためだけでも北海道を訪れる価値があると言えます。
もちろん、この景色だけではありません。お隣には、丘陵地帯や、全国的にも有名になった「青い池」で知られる美瑛町もあります。
「海の日の3連休は、積丹もいいけど、富良野・美瑛もね」と激推しさせていただきます。