見出し画像

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 総集編」の感想レビュー!震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!

てぃーはジョジョは1部2部派です。

スタンドよりも波紋が好きだからではなく、しっかりとしたストーリーと時おり出てくる少年誌らしくないところ(ナチスドイツを賛美するような点、エイジャの赤石を探す冒険はなくリサリサが持っている点、RPGのように敵が順に出てこない点)などがフェイントをかけられているようで好きです。

さてこの総集編とは、TVアニメ全26話をベースにし、約2時間×3話(第1部、第2部前編、第2部後編)の計6時間に再編集したものです。

テレビアニメの時点で結構展開が早かったですが、それを計6時間にしたので編集され、細かいところはカットされていたり、ナレーションで済まされているところもあります。

それでも名台詞や名シーンはきちんと押さえられており、さらにスピード感があってわくわくハラハラさせられっぱなしです。

しかもTV放映時には過激と判断され、差し替えられていたセリフが原作通りに戻っていたり(ポリ公→アメ公、スケコマシキザ野郎→スケコマシイタ公など)、血や陥没した顔面が結構はっきりとあらわされていたりして(TV時は影で隠されていた)、より原作の味が出ています。

ただてぃーとして好きなエピソード(ディオがジョースター卿に取り繕って毒を飲ませていく過程)や、ワムウたちがドイツ青年マルクを完全に無関心でそれに嘆くスピードワゴンのこのセリフ:

やつらは我々を気にも留めていない!肩でぶつかり、その身を裂いたドイツ青年に対する彼らの気持ちは!人間がアリを踏んでも気づかないのと同じなのだ!!

がなかったのはちょっぴり寂しいですが(TVアニメ本編にはありましたので)。

この総集編とは別に、TVと同じ尺のDVDもあるようなので総集編でちょっと残念に思った点については、時間があればこちらの方で見ていければと思います。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?