明日は入社式(回顧録)
てぃーが就職した当時に書いていた苦悩のエッセイ日記を紹介します。(やばそうなところは伏せたりしています。)
今の季節になると、ツイッターなどで新入社員の苦悩が聞かれ、てぃーも同情してしまうことが多かったためです。新入社員や就活生の方の参考になればうれしいです。
当時は色々と悩んだり考えたりしていますが、結局十数年ずっと同じ職場で働いています(笑)。
では、始まります。
1. 心境
正直この歳で大学院を続けるのはもう精神的につらいものがある。今までもかなりつらかったが今後はさらにつらくなるであろう。よって就職を考えたことは正しい判断だと思う。大学院はいつでも行けるが(もちろん試験に受かればだが)、就職はさすがに時期がある。博士に行くことは就職してからも可能である。
就職活動の感想としては、よく採用していただけたと思う。内心は無理だろうと思いながらの就職活動であったが、採用においては年齢で差別を受けたことはなかった。むしろその年齢差を気遣っていただいた点が多く、うれしい限りであった。
2. 大学院の研究について
大学院の最初の頃は研究などほとんどやっておらず、そのおもしろさは分からなかった。しかし、修士中間発表(9月)や学会発表(12月)のための追い込みや発表することで研究のおもしろさを感じるようになった。しかも、最後はいい線まで行けたことや教授との当初の予定で就職後も研究を続け論文を作成すること(12月の案)があったため、1月の修士論文執筆当時はテンションはかなり高ぶっていた。
しかし2月になると、今まで研究室でなかった「引継ぎ」という概念が用いられることになったため、自分がこの研究を続けていく可能性はほぼゼロになってしまったことは結構ショックである。ただ、今まであまり研究室に関心はなかったが今後のことを考えると研究室は大事にしたほうがいいだろう。よってこのあと修士論文の書き直しを行う。就職後どうするかは未定であるが、どういう方向に行くにしても大学院での研究の内容はきちんと続けていくべきであると思う。
3. 就職先について
内心は腰掛のつもりである。どのような職種になるかは未定であり、また組織自体がどのようになっていくか分からないためもあるが、やはり自分がやりたいことを追求するのが一番である。「退職する」といったら周りにはサラリーマン独特の哀歌を語られると思うが、そんなものは無視して自分の思うように行動するべきである。
4.今後の目標
達成できるかは分からないが今やりたいことを列挙しておく。できるだけ遂行を志す。
・情報系の勉強と統計学の勉強はみっちりとやる。勉強だけでなく、学問レベルの研究も行うこと!
・当然のことであるが仕事をしながら社会を知る!今まで知らなかったことが多いので必死に学ぶこと!
・住むところをどうするかを考える。今のマンションは自分のものではないし、部屋については不満もある。よって自分が心地よいと思うようにすること!