子育て論の正解は…全部(条件付き)
私は子供が二人おりますが既に高校生。
これからは「手がかかる」というより「お金がかかる」段階に突入するところではありますが、もう妻と二人で頭を捻って子育てのことで深く悩むという状況は抜けてきました。
私は自分の中である程度固まった子育て論というのがあったこと、それを妻としっかり話し合っていたこともあり、子育てで精神的に追い込まれるということはありませんでしたが、子供が生まれてから義務教育を終えるくらいまでは妻と多少悩むこともありました。
そんな時に「○○するより△△すると良い」という子育て論を色んな所で目にしましたが、私この「良い」っていうのが「何が『良い』のか?」っていつも疑問に思っていたんです。
子供の成長の到達点でどうなっているのが「良い子育て」なのか?
東大に入ることなのか?一流企業に入ることなのか?オリンピックに出ることなのか?思いやりがある人間に育つことなのか?人の痛みが分かる人になることなのか?自分の主張を胸を張って言える人になることなのか?
そんなの一言でいえるもんじゃないてすよね(笑)
それに親の「子育て方針」と当事者の子供の「子育てられ方針」が違うだろうし、そもそも子供達は「どうなったらいいか」「どうしたらいいか」の判断ができないから「未成年」と呼ばれて父母が「親権」と呼ばれる意志決定の「代理権」や「同意権」を持ってるんですから。
「子供のことを真剣に考えて親が行っている子育ては全て正解」だと思っています。
だから、たとえ他の人が「おかしい」「いけない」と思っていても、自分が子供のためにと考えて考えて考えて考えて考え抜いて行っている子育ては全て正解なんです。
自分の例でいわせてもらうと…今は子育てで完全否定されている「体罰」。
しかし、私はある二つのことをした時は容赦なく子供達をひっぱたいてきました。これは妻にもその理由を話して理解をしてもらいました。
それは人間としてしてはいけないこと…「人を傷つけた時」「嘘をついた時」。
この二つが習慣化してしまうと人として全く信用されなくなるからです。おまけにこの習慣は若いうちに身に付いてしまうと簡単には抜け出すことができない麻薬的な行為だからです。
だから小さいうちから、この二つをするとどんな恐ろしい目に遭うかカラダで覚えさせる必要がありました。
かといって「信用がなくなるから」と言葉も分からない子供にいくら語っても理解されません。
「人を傷つける、嘘をつくとお父さんにものすごく怒られて痛い思いをする」で止めさせる必要があったんです。
ただ、気をつけなきゃいけないのが親権者の「代理権」「同意権」が権利の乱用になってりゃしないかな?ってこと。
権利を乱用しないために私が気をつけていたこと…それはまた次回に。