グルメ備忘録🐮北海道🐮編(後編)
はじめに
お久しぶりの食×歴史シリーズ✨今回は先日旅行で訪れた、🐮北海道🐮のグルメを2回に亘ってお届けしていきます〜🕺🪩💃こちらは後編の記事になりますので、👇前編も是非ご覧になってくださいね🌈
【前編】https://note.com/teambb_history/n/n654cd03fed38
③六花亭🪷
▫️歴史
北海道は銘菓の宝庫ですが、その中でもお菓子作りに適した気候に恵まれた十勝地方の中心都市である帯広で誕生したのが、六花亭(ろっかてい)。『マルセイバターサンド』『ストロベリーチョコ』は人気商品ですが、ホワイトチョコレートを初めて日本で生産したことでも知られています。六花亭はもともと、帯広千秋庵という名前で営業していたのだそう。札幌に本社を置く札幌千秋庵(現在の千秋庵)から1933年(昭和8年に)に暖簾分けされたことがきっかけでした。1937年(昭和12年)に先代から事業を引き継いだ小田豊四郎、この人物がのちに六花亭の創設者となります。
戦前は苦しい経営が続きましたが、転機は1939年(昭和14年)。豊四郎は旧知の先輩にお金を借り、助言どおり砂糖🥄を大量購入します。まもなく太平洋戦争が始まり同業他社が砂糖不足で喘ぐ中、帯広千秋庵は地域一番店へと躍り出ました。戦時中は強制疎開のため営業停止しましたが、終戦後に営業再開。統制下の限られた食材(蜂蜜🍯・卵🥚・牛乳🥛)でアイスクリーム🍨を作って販売、売上は好調でした。
1952年(昭和27年)には帯広千秋庵初のヒット商品となる『ひとつ鍋』を販売、1968年(昭和43年)には日本で初となるホワイトチョコレートの製造・販売をスタート。帯広という場所は、低湿で水🚰・空気がきれいなことから、チョコレート🍫を作るには最高の環境。良質なココアバター🧈と北海道の牛乳🥛をふんだんに使用し滑らかな口溶けに仕上げたホワイトチョコレートは人気を博しました。1977年(昭和52年)に札幌進出を機に暖簾返上、六花亭という新たな屋号で再出発しました🚩
六花亭の名前の由来である「六花(りっか)=雪の結晶❄️。社名変更にあたり、「北海道を代表する菓子屋になるように」という願いを込めて、北海道の代名詞・雪にちなんだ社名にしたそうです。現在、六花亭は道内で72店舗を展開しています👏
▫️六花亭の喫茶に行ってきた
今回は六花亭札幌本店へ行ってきたので紹介します。JR札幌駅南口から徒歩3分と、好アクセス🚶札幌本店は何と10階建てのビル🏢、1階が六花亭のショップ🛍️、2階が喫茶☕️、さらに上の階には小さな展示室やギャラリーホールがあります。15時過ぎに訪れましたが、2階の喫茶は30分も待たずに入店できました。(訪問日のラストオーダーは16時でした、比較的早めに閉まるのでお気をつけください)喫茶メニューは軽食からデザートまで上品に揃っていましたが、六花亭の銘菓をモチーフにした、雪こんチーズ(250円)を注文しました。この商品はマルセイアイスサンド(250円)とともに1階のショップでも購入可能でしたが、旅で疲れた足を休めたかったこともあり、喫茶でまったり頂くことにしました🙏濃厚な味わいで美味しかったです。
1階のショップは箱売りだけではなくバラ売りもあり、お土産だけではなく自分用にもつい手が伸びます🫳「25度以下での保存」を推奨される商品も多く、涼しい店内では常温で置かれていますが、道外への持ち帰りには注意が必要かもしれません💦
④ハスカップジュエリー🫐
▫️歴史
販売元であるもりもとは、1947年(昭和22年)に樺太から引き揚げた創業者・森本吉雄が中華まんじゅうや飴、あんぱんなどを売り歩いたことから始まったそうです。戦後の食料難のなかでも美味しいものをお届けしたいという強い想いから、1949年(昭和24年)にパン委託加工として卸売で創業、1960年(昭和35年)に有限会社を設立しました。1978年(昭和53年)に「ハスカップジュエリー」が誕生、1984年(昭和59年)に全国菓子大博覧会 内閣総理大臣賞を受賞🏆しました。
ハスカップ🫐は北海道で栽培されている珍しい果物で、サイズも色もブルーベリーに似ていますが、栄養価が高いのが特徴。富良野市、栗山町などに農園があり、収穫時期は6月末から7月末までの1ヶ月間のみ。手作業で収穫する必要があるため、新鮮な果実が市場に出回ることはめったにないのだとか。ハスカップジュエリー開発当初は、ハスカップの実は甘味と酸味だけではなく苦味と渋味があるため、せいぜいジャムとしてしか使用できないと考えられていました💦その後、ジャムをビスケットで挟む、チョコレートでコーティングなどの改良が積み重ねられ、現在の形となりました。
▫️自分へのご褒美に是非!
新千歳空港🛩️内の土産店で発見し、4個入り(1,180円)を購入しました。要冷蔵ということもあり、空港内でも取扱店舗が多いわけではなさそうです。学生時代に北海道旅行に来た時は見つけられず、いつか食べてみたい・・と気になっていた北海道土産でした。人に頼むには少し値が張る💸ため、ご自身で現地調達されるのが良いかもしれません笑 持ち帰り後は冷蔵庫でしっかり冷やし、ドキドキしながら開封。名のとおり、1つずつが高級な宝石💍のような貫禄です。お味ですが、サクサクのクッキーと上品なチョココーティング、ほのかに感じるハスカップ🫐の酸味が絶妙でした✨
おわりに
いかがでしたか?今回は🐮北海道🐮のグルメ、後編をお届けしました🌈弾丸旅行のため限られた時間でしたが、北海道の甘味も満喫できて良かったです🙋♀️ハスカップジュエリーを大事に食べて、まだまだ余韻に浸るつもりです笑
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