見出し画像

チームビルディングとは「成果を生み出すリーダーのワクワクする関係性」

チームビルディングとは「成果を生み出すリーダーの関係性」というと、ワクワクしないなぁと思い「成果を生み出すリーダーのワクワクする関係性」としました。私のキャリアの中で一般社団法人 日本チームビルディング協会の創設時に関わりました。しかし、一年で退任しました。理由はリーダー育成の方が今は大事だと感じたからです。リーダーとしての力をつけることなくして、チームはつくれないないからです。ワクワクするリーダーの関係性を高めることがチームビルディングに繋がるのです。そこでシリーズでリーダー育成の方法をお伝えしていきます。

ゴールを明確にする

チームビルディングでは、ゴールを明確にすることと、ゴールをどれだけ共有できるかが成否を決めます。ゴールイメージで大切なことは「なぜ行うかをハッキリさせる」必要があります。目的の共有であり、目的を成し遂げるための目標を明確にする必要があります。目標がイメージできれば、どのように行うのか、何をしたらよいのかが明確になるのです。

しかし実際はこのゴールを明確にしているのに、共有することが出来ない現状が数多くあります。なぜ上手くいかないかを考えたことがありますか。答えは、認識の仕方によってゴールイメージが違っていることを発見したのです。

脳の三層構造により認識の仕方が違う

皆さんはサイモンシネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すのか」というTED Talkをご覧になったことがあると思います。まだな方は下記のURLからご覧ください。
https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action?language=ja

この中で「ゴールデンサークル」を生物学的に説明しています。
大脳新皮質:言語化された思考に関わり、意識を表現する。
大脳辺縁系:感情の心、愛情、信頼、平和などの心の豊かさを表現する。
扁 桃 核:深層心理、言語化されていない無意識の世界。霊、魂と表現されていた。
大脳新皮質はwhat 、大脳辺縁系はhow、扁桃核はwhyでした。実はこの脳の三層構造によってイメージが違うことを発見したのです。

認識の仕方、4つの思考パターンを発見!

あるセミナーをしていました。参加者は4名でした。この4名は同じ思考でした。あるワークの時に私の言っている意味がどうしてもわからないというのです。色々な角度から話しているのですが、理解出来ないというのです。これはもしかしたら、思考パターンが違うのではないかと思ったのです。

サイモンシネックのゴールデンサークルを考えると、ある人たちはwhyを強く認識します。ある人たちはhowを強く認識します。またある人たちはwhatを強く認識します。そしてwhatーhow-whyの順に認識する人たちの4つのパターンを発見したのです。もちろん、4つのパターンで分けているプログラムはいくらでもありますが、今回の違いは言葉で認識するのではなく、脳の三層構造による認識の違いによる4つの思考パターンでした。これを幻冬舎ルネッサンスから「すごさの認め方」と題して出版しました。

人は皆違うといいます。しかし、どのように違うかがわかりません。そして、この違いが生物学的による思考パターンの違いがゴールイメージを微妙にずらしていくのです。ですからゴールを明確にして共有することが難しいのです。

認識が違うからイメージが違う

例えば「任せるよ」と言われたとしましょう。実はこのことをどの思考パターンの人が言っているのか、どのパターンの人が聞いているかでは意味が違ってくるのです。職場で「任せるよ」などは使いますよね。

では4つの思考パターンで語った人のイメージ(意味)を紹介します。
①私が指示した通りに行ってね!
②私が段取りした通りに行ってね!
③私が教えた通りに行ってね!そして自分でも考えてね!
④意図は汲んでね。後は丸投げするから!

皆さんにとってはどのパターンがしっくりとくるでしょうか。言葉の表面的には任せたとなるのですが、実際に認識している意味、イメージが違っているのです。

イメージをすりあわせよう

ゴールイメージをすり合わせるためには、それぞれの思考パターンを理解する必要があります。自分のことを理解して、他者も理解していくとコミュニケーションが円滑になり、力を合わせやすくなるのです。
次回はこのイメージのすりあわせについて、最新の情報をお届けします。


#チームビルディング #Teambuilding #リレーションシップ #Relationship  
#成果 #Achievement #リーダーシップ #Leadership #信頼関係 #Trust
#清廉潔白 #Integrity #マネジメント #Management #人材育成 #HRD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?