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2024年に電子書籍で買った100冊の中で、良すぎて紙書籍でも買った本たち+α

僕の2024年は2週間の入院と共に始まりましたから、とっても読書が捗りました。
今年2024年に読んだ本はブクログにまとめました。

さて私、本は、ほぼほぼkindleで購入しているのですが、良すぎて手元に置いておきたくなった、つまり紙書籍でも買った本が4冊あったので、そちらを簡単に紹介していこうと思います〜👏

良すぎて紙書籍でも買った本たち

小説(著:野崎 まど)

もう圧倒的に良かったです。
しかも、今年の90冊目くらいのタイミングだったのでさらに。
好きなこととか、自分の行動とか、そもそも生きていくことだって、なんで人間はこんなにも複雑に考えないと肯定できないんですかね。
ただ好きなんだ、ただやりたいんだ、ただただ生きていたいんだ、それで良いのに。そして、ただ嫌いなんだ、ただやりたくないんだ、ただただ死にたいんだ、それでも良いのに。

存在のすべてを(著:塩田 武士)

年間100冊読んでみて分かったのは、僕は刑事ものが好きなのだ!ということで、その中でもピカイチに良かったです。刑事ものに分類して良いか分からんけど。
たぶん今年読んだ小説の中では一番泣いたと思う。物語としてとってもキレイかったです。

ビジネスを育てる(著:ポール・ホーケン)

自分の考えているブランドを立ち上げたいと考えだした時に、自分の考えていることに共感してくださる企業はないかと探していてKURASHICOMさんが良さそうだ!と思って面接していただく前に読んだ本(代表の青木さんがおすすめされているから)。結局、お断りされたけど、この本はものすごく勉強になって、3回くらい読んだ。(そして今後も迷うたび読むと思う)
結果、自分と妻でブランドを立ち上げることになり、この本の影響をめちゃくちゃ受けています。ありがたい出会いに感謝・・!!🙏

ブランドのことはこちらを読んでみて下さいね。


障害者ってだれのこと?(著:荒井 裕樹)

自分のブランドにとって必要な知識を得ようと思って読んだ本。
中学生向けに書かれているのでとっても読みやすいけれど、内容としてはかなり深く、この少ないページ数でこれほど内容濃く書かれているのが素晴らしい。と共に、うんうん、悶々と一人で考えてたことは随分と昔の人たちが通った後だったんだー、自分は間違ってなかった・・😢と、心強くもなれたありがたい本でした。先人の皆様方に圧倒的感謝🙏


ここから先は、紙書籍で買ってないけど、とっても良かった&また読みたい本の紹介です。

+α(もう一度読みたい本)

黄色い家(著:川上 未映子)

自分がうつ病になった時に「なんでみんな普通の顔して生きてるの?そういうもんやったけ?昔の僕ってもっとまともやったっけ?いや、昔からこんな感じでしんどかったよな?あれあれ・・?」みたいな溺れてるみたいな感じになったのを思い出した。脳にモヤがかかって、思考しようとしても絡め取られていく。
生きる感じが分からなくなるってめっちゃこわいよね。

右園死児報告(著:真島 文吉)

すばるが紹介してた本。
「右園死児」という文字列を、人間、動物、無機物、現象などの名前に採用すると、壊滅的な被害が出る、という設定の世界での『右園死児報告書』という体で書かれている、面白い構成の本。
途中出てくる「右園死児化する」みたいな表現が、少しコントっぽく見えて笑えた。

杉森くんを殺すには

児童小説ということで、とても優しさに溢れた物語でした。
タイトル含め、「友人の死の捉え方」というテーマを読みやすく、読み進めやすく、素晴らしい工夫されていました。


そのほかもいっぱい良い本に出会えて良い一年でした。

来年もいっぱい良い本を読みたいと思うので、みなさんからもおすすめがあればご紹介いただければ!🤲

では良いお年を〜。

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