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カナダ憲法制定に携わった一員、自ら訴えに出る。

現在カナダは大きな分岐点にきているので、一旦妊娠出産に関する日記を中断して記録を残すことにしました。
今起きている事がどう傾くかによって自分達、子供たちの将来に大きく関わることだと思ったからです。

トラックドライバー達主導で今前州の国民を巻き込んでいる抗議活動はこちらから↓

オーストラリアやヨーロッパでも同じようなコンボイが結束しているようです。

様々な場所で一般市民達が協力して自由を取り戻すため立ち上がっています。
CBCなどの政府と密着したメディアでは正しい情報を伝えてくれないため、フェイスブックページやYouTubeなどを活用し、リアルタイムの情報を共有する様子は報道記者さながらです。
(昨日の記事にOttawalksさんのリンクを貼りましたが、Top TV Canadaはドローンなどからのライブ映像も見ることができます。こちら

本題ですが
先日カナダの憲法草案に関わった一員のうち唯一ご存命であるブライアン・ペクフォード氏が、政府が行っている新型コロナウイルス対策は憲法違反であるため訴訟を起こすと表明しています。

またしても恥ずかしながら、カナダの憲法制定に関わった方がまだ生きているとは、そんなに新しい憲法なの?とまず思ってしまいました。
現在のカナダ憲法が施行されたのは1982年
今からたった40年前のことです。

対談の最後の方にペクフォード氏は
「カナダ人として、自国の政府が憲法に反した政策を行っていると訴えるなんて不本意である。」
と言うと同時に、強い意志を持って将来のカナダのために行動を起こしていることを述べています。

彼はリタイアしてのんびりと幸せな生活を送っていたはずです。
その彼が、再び政治に関わっていくと決めたというのは本当に強い意志を感じました。
ペクフォード氏はここ2年ほど何度も政府の対策に関しての意見書を送っていたと言います。
以前政治家として意見する時には(彼は以前ニューファウンドランド州の代表を務めていました)受理された彼の意見も、この2年は完全に無視されたそうです。
それでも訴え続けなければと
ついに訴訟へと踏み出すところまで来ました。
対談を聞いてとてもでっち上げとは思えません。

訴訟にあたり
数ある中から論点を絞る必要があるということで
特に

権利及び自由に関するカナダ憲章第6条にある
市民の移動の自由が奪われているところにまずは焦点をあてるそうです。

カナダ1982年憲法日本語訳P70-73から抜粋

全世界第2位という広大な国土を持ちながら、
生計を立てるため市民が自由な移動をできない状態であるのは違憲であると主張します。

大袈裟ではなく
今将来カナダがどの方向に向かうかとても大切な分岐点にいます。
日本も遅かれ早かれ同じような状況になるのかもしれません。

ペクフォード氏は基礎となる制度、憲法に立ち返って民主主義の国カナダを取り返すため、平和的な抗議を続けていくことが必要だと述べています。

依然としてトルドー首相は姿を見せません。(この抗議が始まるまでリモートで日々発言していましたが、、、)
正しいことをしているのなら堂々と表に出続けているのではないでしょうか。

一人一人が現状を冷静に見つめ、国民は目覚め始めています。
もう政府とメディアは嘘を嘘で固めることはできません。

良い結果となるか逆効果となるか分かりませんが、団結することの強さを実感しています。
人間の醜い姿、誇らしい姿どちらも目をそらさず考えることを続けていきたいと思います。

いったん深呼吸

笑顔を忘れずに。

今日のこの記事を「そんな事もあったな」と笑って読み返せる日が来ますように。

英語ですが、ブライアン・ペクフォード氏とジョーダン・ピーターソン氏の対談はこちら
Canadian Constitutional Crisis | Brian Peckford | The Jordan B. Peterson Podcast S4: E78

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