No.36:ロースト栗と焼鮭の燻製茶漬け #Weeklyお茶漬け
はじめに
#Weeklyお茶漬け は季節と連動したお茶漬けを毎週更新するシリーズです。一昨年の七十二候シリーズ、昨年の二十四節気シリーズの写真を撮っていく中で得た季節ごとの知識を活かし、お茶と具を毎週考えてお茶漬けを作り撮影しています。
Twitterでは画像、Instagramでは3行レシピと共に更新していますが、noteでは材料や分量、細かいポイントも公開します。
No.36 焼いた栗と鮭の燻製茶漬け
先週に続いて栗を喰らう、10月2日週のお茶漬けです。というのも、先週栗とチャーシューのお茶漬けをアップした時に「栗とシャケ」も美味しそうとインスタでコメントをいただいたことがきっかけです。栗と肉の組み合わせしか考えていなかったので、今週は魚バージョンにしました。
『フードペアリング大全』に「ローストしたクリ」と「燻製にしたアトランティックサーモン」のペアリングが載ってたのでスモークサーモンを使おうか迷いましたが、普通の鮭に燻製茶を注げば口の中で「燻製にしたサーモン」になるだろうと判断。
これまでのお茶漬けは正直お茶がなくてもよかったのですが(趣旨崩壊)、今回はお茶を注ぐことで完成するお茶漬けです!
【材料】(1合分)
甘栗:70~100g前後
鮭:甘栗と同量
白米:1合
水:180ml弱
燻製ほうじ茶:200ml
塩:小さじ1~
ごま塩:お好みで
使う鮭によっては塩気が弱い可能性があるので、辛口ではない鮭を使う場合は鮭や塩の量を増やすなどして調整してみてください!私は秋生鮭を使ったのですが、塩気が控えめでした。下の写真(お米は一合分)より多めに加えた方が美味しいです。あとは仕上げのごま塩で調整するなど。
栗と鮭のお茶漬け
甘栗は殻付きの場合殻を剥き(ボロボロに崩れてもOK)、鮭はグリルなどで焼く。
1.の栗と鮭をバーナーで炙って焼き目を付け、塩を混ぜて炊いた白米の上に載せる。
2.をよく混ぜ、器に盛り燻製ほうじ茶を注いで完成。
今回甘栗を使ってるので栗がそのまま使えたのですが、生の栗の場合はお米と一緒に炊飯すると楽です。でも今回は「ローストしたクリ」であることが大事なので、焦げ目は後からバーナーで炙ってつけていただけると嬉しいです…
使った燻製ほうじ茶
今回使ったのは静岡のカネロク松本園さんの燻製焙じ茶。普段は「煎茶」「ほうじ茶」などとザックリしたカテゴリでお伝えしていますが今回はピンポイントで指定させてください!
こちらのお茶屋さんは燻製紅茶の種類が豊富で、燻製紅茶も鮭に合います!燻製材の種類がたくさんあるので、選ぶのも楽しいですね。
インスタもあります
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美味しいお茶漬けの構成要素は「①塩気、②動物性の素材、③素材を損ねないお茶」ではないかと思いながらレシピを開発しています。②は油分などでも置き換えられると思います。
そのため、普段ならあんまりお茶漬けにしない具も扱いますし、季節感が出る素材であればなんでも積極的に扱っていきたいと思います。
再現しやすいよう、お茶は細かい品種やブランドを指定せず、ざっくりとしたジャンルでお伝えします。
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