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#映画感想文
死について考える人は個性的か?|映画『時々、私は考える』感想
「愛子ちゃんは何か勘違いしてるけど、世の中すごい人ばっかりじゃないよ」
と夫に言われたタイミングで観た映画。登場人物が全員見事に「すごくない人」しかいない。
主人公はアラサーくらいの女性。人付き合いゼロ、趣味ゼロ、生まれてから就職までずっと同じ港町に住んでいて、10人弱の社員が彼女の世界の全て。幻想的な死の妄想に耽るぐらいしかやることがない。そこに1人のフレンドリーな男性が転職してきて親しくなる
迷走してるアラサーは全員観てくれ、『わたしは最悪。』
7月1日に公開された映画『わたしは最悪。』このあらすじだけで共感しすぎて泡を吹きそうな人は、今すぐ観に行って損はありません。(観終わった後にまたこのnoteを読んでください笑)
共感はするけど泡を吹くほどではない人は、ぜひ続きを呼んでください。
より細かいあらすじというのが冒頭。行動力と思い切りの良さゆえ、常に新しいものに目移りしていく人なのである。
若さもそれに拍車をかけており、学生時代の「