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【初詩投稿から】曇り、空【三年目記念投稿】

い曇り空、影が落ちるような曇り空。
バシャリ、バシャバシャ。
サザンザと。
水、しぶきが、宙に舞う。
防波堤から、覗きみていたワタシの眼に。
色をした、何かが揺れる。

風がビュウルリと暴れまわって、
ツンとした流れが一つ、
身体を覆うように渦巻いている。
ため息をつけば
ワタシの鼻に八潮もの、
香りが運ばれて。
夕焼けをなぎ払うように、
柔らかい桃を墨に浸すように。
曇り空は広がっていく。

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アリスのありすぎる夢

アリスのありすぎる夢

世界に一人、木漏れ日の元、
大樹に安心を預けて眠る、
アリスという女の子がおりました。
アリスはたくさんの本を読んで、
たくさんの音を聴き、
たくさんの歌をうたいました。アリスは、好きなことをたくさんする度、
見つける度に、心の中が、
あったかくなっていきました。そうして明日は何をするのかを、
楽しみにしながら、
眠りにつくのが好きでした。
繰り返し、繰り返し過ぎていく日々に、
飽きもせず諦めもせ

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乱獲される熱量と流れ出る水。思ったよりも卵の殻は固いもんだよ。half

凝り固まった動きや考えは、

視野を狭めて通路を塞ぐ。

ランダムに裏向きで置かれたカードの柄が、

らんらんと自分の考えだけで答えられるわけでもないんだ。

自分が熱を注ぐ場所が、モニターの向こうか舞台の向こうかは、

突き詰めればさして重要なことでもない。

読み込み、場慣れ、タイミングを掴む事。

気遣いや意識で身体を強く覆っていても、

破れてしまう事もある。

飲まれてしまう事もある。

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ユアマインドアプセット-YourMindUpset-1

「わたしは何の才能もないし、あたまもよくないよ―― 」

睡眠の足りない身体のまま、

しっかりと閉め切ったハズの、カーテンの隙間から、

いくつかのまぶしいひかりが、

ぽつぽつと小さな穴のように、

チラチラと、ぼんやりとした状態で見えている。

今日のわたしはどんな、なのか。

今日のあなたは何を抱えて、話すのか。

時計をみてみれば10時で止まっている。

昨日は何時に寝たんだっけ。

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しゅわしゅわと溶けていく

青空に浮かぶ太陽と、
闇夜に浮かぶ満月は、
どうして切なく感じる時があるんだろう。

ダンダンと、ボールが床に着く音がして、
音を感じた時にはもう、
すぐに跳ねて、小さな空中を経て、

手に戻る。

誰がいても、いなくても、
独りでいても、練習と同時にボールは転がっていく。

一人きりの練習で寂しさを感じるか孤独を感じるか、
より集中できることに、
熱を込められるかは多分それぞれだと思う。

さあ

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