「学校改革〜現実的な妄想〜」
①はじめに
新型コロナウイルスの影響で休校になり、夏休みが大幅に削られ、史上最大の長さとなった2学期、一生終わらないと錯覚を起こしていましたが時は12月,ようやく終わりが見えてきました。今回は今年度を振り返りつつ,妄想ですが行けそうな気がする学校の改革案を考えてみました。
②子供達の登校時刻を8時に
あまり知られていないかもしれませんが、我々教師の勤務開始時間は8時10分前後です。(自治体により多少前後します。)
しかし小学校でも部活動に加入している子供達が登校してくるのは7時過ぎです。部活担当の最低限の教師以外出勤していない状況で教室に入り準備をする。おそらく日本全国似たような状況なのかなと。
昔からのこの習慣、何かがおかしくありませんか?教師がいない状態の学校,教室不安ではありませんか?きっとその空白の時間に様々なトラブルが起きていることでしょう。大怪我だってあるかもしれません。何かがあった時に責任の所在もわからないし,何より子供達が損害を被ります。少なくともデリケートなこの時代には向かないシステムです。
かくいう私自身、部活ばかり見ていて教室を疎かにして失敗した経験もあります。なので今は基本的に何があっても最初の子供が登校してくるタイミングで教室にいます。早い時間に担任がいればまだ良いですが、子育てをしている先生なんかは7時に出勤するのは無理です。この空白の時間は1つの荒れるポイントかなと感じています。8時に子供を登校というきまりにするだけで防げるものは多いのかなと思います。
②校務は全てクラウド化
「学校でしかできない仕事」ってそんなに多くないです。極端かもしれませんが私は「子供がいる時間」以外は学校にいなくても良いと思っています。GIGAスクールに向けて、校務のクラウド化が進んでいきそうなので期待しています。フレキシブルになれば学校で働ける人って増えるのかな?
③会議はリモート参加も可能
狭い職員室でほとんどの人間が2時間近く言葉を発さない職員会議が私はとても苦手です。このご時世と合わせて考えると「全てリモートにしろ!」とまでは言えませんが、選べても良いのかなと思います。結果的に会議短縮にも繋がるであろうし、子育て世代が家庭で参加もありなのではと思います。導入されれば私は毎日3時に帰宅します笑
④清掃は外部委託
コロナ禍で何がキツいと言われると私は1番に教員のトイレや流しの掃除を挙げます。(自治体や学校によって差があると思います。)4月に「しばらくお願い、何とかするから」と言われ早12月、何ともなっていません。保護者がやって下さっていた時期もありますがずっとというわけにもいきませんし。
水回り以外の子供達の掃除は実施していますが、冬になり感染者が増え、それもどうなの?という話になってきています。
個人的に清掃の教育的効果はあると思っています。ですがこの状況せーのでプロの手を借りるのはなしですかね?
⑤最後に
以上が「学校改革〜現実的な妄想〜」です。これくらいはその気になればできそうだなと思いませんか?そしてこれを実施すれば少し余裕ができたり働いても良いよという人が出てきたりしないかなと思います。
この妄想を現実に近づけられるようにできることをやろうと思っています。今回もお読みいただきありがとうございました。