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特別支援学校でパソコンとタブレット端末の使い分けは?

こんにちは、チームシンヤです!

今回は特別支援学校でのタブレット端末とパソコンの現状、今後の動きについてお話します!
1人1台端末が浸透してから大きな変化があったのでまとめます。


タブレット端末とパソコンの現状

1人1台端末が支給され、学校のICT環境は大きく変化しました。
これまでは、学校が独自で買ったタブレット端末が何台かあり、それを各先生が予約して使っていました。
そのため、タブレット端末がない時には、パソコンを使って調べもの学習をしていたクラスも多かったです。

しかし、1人1台端末普及後は、調べもの学習やインターネットを使った余暇支援はほぼ全てタブレット端末を使うようになりました。
私もソフトバンクから借りたpepper君をipadを使ってプログラミングしていました。
(例外として、アプリやブラウザでできないプログラミングツールやwordやPowerPointなどのソフトはパソコンを使いました。)

つまりパソコンの出番は激減したのです。
これは時代の流れとともに変化していくことなのでしょうがないと思います。
しかし、今年度パソコンがすべて新品に入れ替わるという珍事が起こったのです!
そういった中で、情報主任の先生がパソコンを使って授業してくれないかと訪ねてきました。

パソコンとタブレット端末を使い分けるために、次にそれぞれの長所をお話します!

タブレット端末の長所

・手軽に持ち運びができる

1番のメリットはこれではないでしょうか。
パソコンはパソコン室のみでしか使えないが、タブレット端末はどこでも使うことができます。
本当に便利ですよね!

美術室の授業では、タブレット端末でイラストや写真を調べ、描くことをしています。
教師がわざわざ写真を印刷する手間が省け、また子供もその時に描きたいものを選ぶことができるようになりました。
このようなタブレット端末を持ち運ぶことで主体的に学習できる事例はたくさんあります!

・アプリを使うことで様々な学習に活用できる

タブレット端末では無数に存在するアプリを活用することができます。
学習用途に合わせたアプリを活用することで、学習理解度を高めることができます。

算数数学での計算アプリや国語での漢字練習アプリ、英単語アプリなどはすぐに使うことができますよね!

・音声入力や50音キーボードを使える

知的障害のある児童生徒や小学校低学年の児童にとって、ローマ字入力は難しい場合があります。
そんな時に、さまざまな入力方法のあるタブレット端末は使いやすいです。

3つの長所を挙げましたが、まだまだたくさんあります。
タブレット端末の更新時期が差し迫り、お金の問題があがっていますが、学習環境は大幅に改善されたと思います!

パソコンの長所

次にパソコンの長所です。

・Officeソフト(powerpoint.excel.word)が使いやすい

Officeソフトはパソコン用に開発されています。
iPadでOfficeのアプリはあり、使用することができますが大人でも使い勝手は悪いです。

子供に使わせるときには、パソコンの方がスムーズに授業を進めることができます。
Officeソフトを使う際には、パソコンを使っていきましょう!

・社会ではパソコンの方が使う

2つ目は、社会を見据えた指導をする際です。
社会では、パソコンの方が使用率が高いです。
特別支援学校を卒業した生徒であっても、仕事でパソコンを使用しなければならないケースはあります。
そういったときに、生徒が困らないように学校で触り、基本的な使い方を身につけることも大切です。

まとめ

今回は、パソコンとタブレット端末の使い分けについてお話してきました。

基本的には、タブレット端末を活用して授業を進めていると思います。
しかし、場合によってはパソコンを利用したほうがスムーズな授業運営につながることもあるので、適切なICT機器を選択していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!良かったら、スキ、コメントよろしくお願いします!

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