エネルギーがなくなってきたんだ
タイトルが誰の言葉でいつ言われたものかピンと来た人、大好きです。
日本代表キャプテン、遠藤航も所属するリヴァプール、ユンゲルクロップ監督が今シーズン限りでの退任を発表しました。Jリーグばかりで海外サッカーはほとんど見ない、自分でさえもこの発表は衝撃的でした。
熱烈なKOPの方であればなおさらでしょう。
そして、同列に語るな、とめちゃくちゃに怒られそうなのですが、クロップ監督の退任理由にとても共感をしてしまいました。
今年度いっぱいで自分は教員を辞めます。理由は世界一周をしたいから。そうは言っていますが「卵が先か鶏が先か」みたいな話で「世界一周をしたいから辞めたいのか」「辞めるから世界一周したいのか」どっちが本当の気持ちなのかと言われると分からない部分が多いです。
ただ間違いないのは自分も来年度続けるエネルギーが残っていないということ。クロップ監督の言葉ほどではないですが自分は今の勤務校が好きです。生徒も好きだし、同僚にもたくさん助けられてきました。自分の決断に多くの人がショックを受けるかどうかは、現時点では分かりません(管理職と一部の親しい友人にしか伝えていないため)
でもクロップほどじゃないにせよ、学級経営も、学校行事も部活動もこの4年間かなりの熱量を注いできた自負はあります(授業も頑張ったけど今年はだれてしまった…)
失敗したこともあるけれど、この気持ちに嘘はありません。
でもやっぱりエネルギーは無限じゃなく、クロップの退任インタビューを聞いて、なんか自分みたいだなと。
今までの経験上、きっと辞めて時間が経過したら世界一周に行ったとしても生活が物足りなく感じるような気はしています。比べることもおこがましいけれど、サッカー監督に負けないぐらい、人間関係の入れ替わりがあって喜怒哀楽の総量が大きく、地域の人(保護者も含む)のプレッシャー(いい意味でも悪い意味でも)がある職業。それが教員だと思っています。※教員には解任がないだろというツッコミはやめてください。泣いちゃいます。
サッカー監督が休養してまた現場に戻るように、教員も3~4年心を燃やして1~2年休む。それぐらいが丁度良い距離感なのかもしれません。
辞めるとは言っても、卒業式そして3月31日までは教員。まだまだ子供と成長していきたい。その気持ちを忘れず日々を過ごして行きたいと思っています。
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