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【よもやま話】File71 お茶の世界は奥が深い・・・🍵

香煎

「こうせん」と読みます。
茶事やお茶会の時に、待合で供されるお茶の事です。

あられが入っていたり、昆布茶であったり、紫蘇や山椒の粉末が加えられたものだったりと。

さて、もう少し踏み込んだお話をしましょうか。
これは、先日、家元のお稽古の時のお話です。

香煎とは、
お茶席にお見えになった方々は、
様々な処よりおいでになり、
性別や年齢、体調や食されたものも色々。
お茶会のメインのお茶を同じ味わいでたのしんでいただくため
お口の中や、体調などを調えるためにお出しする飲み物。

家元のお話より


ウェルカムティー

紅茶の世界にもあります。
ティーパーティーで供される
ウエルカムティー
ティーに限らず色々なドリンクを提供することも。

歓迎の意味もありますが、
やはり、メインのティーを楽しんでもらうためのもの。
ローズティー、カモミールティー、ミントティーなど
香りのあるもので、気分をリラックスしてもらう
という効果があります。

薬膳茶

香煎には、
花のお茶や薬茶に使う陳皮なども使われます。
菊花茶や、玫瑰花まいかいか(ローズヒップ)
紫蘇、スパイスなども使用します。

薬膳茶としていただくお茶も
体調を調えて次のお茶をおいしくいただくという意味では
同じことと言えそうです。

付け加えるなら
「香煎」をもとにしたもの
「お茶漬けの素」と言われています。

昆布茶や紫蘇、梅、あられなど入ってますよね。
冷めたご飯をおいしくいただくため
香煎をかけたというのが始まりだとか。

日本茶にしろ紅茶にしろ
「お茶を美味しく」飲むための考えは
同じなのかもしれません。


#今年学んだこと

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てんみ堂☆ゆうこ
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