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【薬膳編】レシピ14 春の息吹≪ふきのとう≫ 🍃ふきのとう味噌🍃を作る
ふきのとう
”ふきのとう” と聞くと、「春が来たなあ」と思います。
暖かい日が続くと急に大きくなるので
ちょうどいいサイズのふきのとうに出会うと
ワクワクします。
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早速作る!!
ふきのとうは、香りもよく苦味もあるので
緩んだ身体をひきしめる作用があり、本格的な春に向かう時に
取りたい食材です。
自然はやはりうまくできていて、その時期に合わせた食物を
提供してくれます。
≪ 材 料 ≫
ふきのとう ・・・ 100g(あまり大きくないもの)
み り ん ・・・ 大さじ 3
味噌(好みのもの)・・ 大さじ 2
砂 糖 ・・・ 大さじ 1
ふきのとうは、ややこぶりで葉の痛んでないものを選ぶ。
つぼみの根元が茶色いものはさける。
調味料は、好みの味噌の味もあるので、みりんと砂糖の量は加減する。
≪ 作り方 ≫
ふきのとうは、ボウルに水を張り、振り洗いをして細かい汚れを落とす
鍋に湯を沸騰させ、ふきのとうを入れ3~4分ゆがいてあくをとる。
ゆであがれば冷水にとり軽くしぼり水を切る
フードプロセッサーにかけ、細かくしていく。みりん、味噌、砂糖を加えさらに細かくしていく。
油をひかないフライパンに移し、艶が出るまで余分な水分を飛ばしながら練り上げる
保存容器にいれ、冷蔵庫で保管する。
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中火の弱火で
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上の写真と比べると分かる
フードプロセッサーがなければ、なるべく細かく包丁でたたき、
すり鉢などで擦る。
ペースト状にする方が口当たりがなめらか。
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豆腐の薬味や、少し甘めにすると白いご飯がすすみます。
これからだと、「タケノコのふきのとう和え」など
春の山菜や、こんにゃくの田楽なんかにもあいますよ。
食べ過ぎに注意
ふきのとうには、「ペタシテニン」という肝毒性の物質が含まれます。
必ずゆでて、あく抜きをしてください。
五味/五性 温 / 苦 辛
帰 経 肺 大腸 肝
効 能 補肺 化痰 止咳 健胃 涼血 解毒
効 果 咳 痰 血瘀証
*ふきよりも栄養価が高くカロテンやビタミンB1、カリウムなどのミネラル、食物繊維も比較的多く含む
*苦み成分には、新陳代謝を活発にしたり肝機能を強化したりする作用が
期待できる
*香り成分も気を巡らす作用や胃腸の働きをよくする効果が期待できる
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