20代で胃カメラ(胃内視鏡検査)を受けた話
どもです。ttです。
実は僕、前に胃カメラを受けたことがあるんです。
ちょっと前のことになってしまうのでうろ覚えですが、今回はその時のことを書こうかなと。
胃カメラのきっかけ
仕事で激務が続いたときのことなんですが、食事後に決まって胃液が喉まで上がってくるようになったんです。
市販の胃薬を飲んだり、水分をこまめにとって誤魔化していたのですが症状は悪化するばかり。
食事後だけでなく、朝起きた時や夕方にも胃液の逆流が起こるようになりました。
胃薬も一日に何度も飲むようになり、仕事にも集中できない…。
このままではダメだ!と思い、近所の消化器内科に向かいました。
胃薬を処方されたが…
お医者さんに行って言われたことは「寝る3時間前から何も食べないこと」です。
食べるとしてもヨーグルトやゼリーなどの消化に良いものにしなさい、と。
当時は職場から家まで1時間半ほどかかっており、帰宅後に夜ご飯を食べていました。
残業もあるので帰宅するのは22時〜23時になることもあり、24時過ぎには寝るという生活でした。
仕方ないので、残業する日は夕方にコンビニでおにぎりやパンなどを買うことにしました。
栄養バランスなど知りません。
また、病院で処方されたちゃんとした胃薬を飲むことになりました。
夜ご飯を食べる時間の見直しと胃薬で一時期よりはマシになったものの、相変わらず胃液の逆流は止まりませんでした。
そして薬も無くなりそうだったので再度病院に行った際、こう言われたのです。
「念のため胃カメラ検査しておきましょうか。」
検査前夜
病院に行った週の週末に、胃カメラをすることになりました。
正直、すんごい不安でした。
唯一、胃カメラ経験のある知り合いは「全然余裕だよ」と言っていたのですが、1ミリも信じていませんでした。
検査前日、夜21時以降は何も食べてはいけないとのことだったので、20時50分にポテチを食べました。コンソメ味の。
なんか◯◯時までとかいわれると、ギリギリの時間になんか食べとこって思っちゃうんですよね。
検査前日の夜はドキドキしてなかなか寝つけませんでした。
検査当日
なかなか寝付けなかったので寝不足で迎えた検査当日。
少しの水なら飲んでも良いということで、水を一口飲んで病院へ向かいました。
普段から朝ごはんは食べないので絶食は苦ではありませんでした。
病院についてほどなくして、名前が呼ばれました。
検査着に着替え、小さな紙コップを渡されました。
「これを飲んでください」
胃の洗浄液か何かでしょうか。
とりあえず一口ごくっと飲みました。
「…おえっ」
あまりの不味さに思わず吐きそうになりました。
例えるのが難しいのですが、化学的な味のついた水というかなんというか。
僕の苦手な味です。
「…おえっ……おえっ…」
何度も吐きそうになりながら、少しずつ少しずつ飲みました。
小さな紙コップでしたが、5分ほどかけてクソマズイ水を飲み切りました。
どんとこいや胃カメラくん
クソマズイ水を飲み干してすぐに先生と看護師の方が現れました。
ベッドに寝かされ、左腕に麻酔をうちます。
胃カメラのカメラ自体は細いのですが、異物を口から胃まで入れるため麻酔が必要です。
口に器具をセットされ、いよいよカメラが侵入します。
「……おえっ…」
ナニコレ、身体めっちゃ拒絶するやん…。
「…おえっ…おえっ…」
僕の拒絶反応は止まりません。
そして一度入った胃カメラも止まりません。
「深呼吸してくださーい」
「鼻から吸ってー、口から吐いてー」
看護師の方から指示を受けますが、えずき確変中の僕はテンパっています。
頭では理解していますが深呼吸がなかなかできません。
苦しい中、検査は続きます。
シューッっと音がして、胸のあたりに何かを感じます。
胃カメラから水が出たようです。
食道や胃の反応を見ているのか、なんなのか。
正直検査中は深呼吸に全集中していたので、医師の言葉は全く耳に入ってきませんでした。
検査終盤になると、なんとか深呼吸もできるようになりました。
相変わらず医師の言葉は届きませんでしたが。
そしてどうにかこうにか、検査が終わりました。
僕の体感は30分ほど戦っていました。
が、実際の検査自体は5分~10分だったと思います。
検査の結果は…
逆流性食道炎でした。
悪性の腫瘍やがんなどは見つからなかったので、とりあえずは安心です。
その日のお会計は5000円前後だった気がします。うろ覚えですみません。
麻酔があるのでその日は車の運転をしないよう注意され、帰宅しました。
検査の感想
感想としては、不味い水も検査もしんどかったです。
死んでもやりたくないとまでは言いませんが、できればもうやりたくないですね。
ただこれは個人的な感想です。
参考までに、僕の前に受けたことがある知人A&最近受けた知人Bの感想はこんな感じです。
知人A「そんなにしんどいことはなかった。検査中もモニターを見ながら自分の体内を見てた。面白かった。」
知人B「検査日の関係で有休使ったのはいやだったけど、それ以外は思ってたほどきつくはなかった。不味い水?あぁ、なんか水飲んだ気はするけど一気に飲んだよ。」
はい、こんな感じです。おまえらつよ。
検査その後…
とりあえず大きな病気ではなかったということで、引き続き薬による治療と食生活の見直しをする方針となりました。
ひどいときは10分に1回くらいのペースで胃液が逆流していたのですが、だんだんと落ち着き、調子の良い日は1日に2,3回くらいになりました。
ただ仕事の関係でどうしても食生活や睡眠時間が乱れがちで、それに伴い逆流性食道炎も酷くなったり治まったりしていました。
…が、うつ病により休職して2,3か月経ったあたりから逆流性食道炎の症状は、まっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったくなくなりました。
ストレス、睡眠時間、食生活が改善されたからですかね。
今は薬も飲んでいません。
(他の病気の薬はたくさん飲んでますテヘ)
終わりに
長々と書き殴ってしまいましたが、僕は受けて良かったと思っています。
何の病気か確定している状態と、たぶんこれだけど確定はしていない状態には大きな差があると思っています。
大きな病気が微レ存、くらいでもやはり不安はありますし。
僕はうつ病なので、そういった小さな不安もケアすることが大事だなと思いました。(検査当時はうつ病診断前でしたが)
また、万が一大きな病気だった場合は適切な治療に切り替えなければなりません。
その判断はこの胃カメラ検査をするしかないと思います。
なのでやはり、胃や食道に異変があるなら、胃カメラ検査は受けるべきだと思います。
病院嫌いの皆さん。(自分含む)
体調が悪いときはもちろん、身体に異変が起きた時、それは身体がたすけて~と叫んでいるときです。
病院はいきたくないところ。それはその通りです。
が、放置していたら結局病院に行くことになるかもしれません。手術とか入院とかの形で。
だ、か、ら、なるべくはやく病院に行きましょう。
…今回も構成とか無視して書き殴ってしまいました。
ここまで読んでいただけてありがたいです。
この記事が誰かの参考になれば、なおありがたいです。
では。