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自分には何もないと感じること
こんにちは、さとみです。
最近母が転職を考えています。
母は私達兄弟が学生の間、
長期休みを合わせたいという理由で
大学の食堂のおばちゃんをしていました。
弟が社会人になったタイミングで
食堂のおばちゃんをやめたのですが、
次の仕事を探す時に年齢の壁があったようで
60歳を過ぎてからの転職は思っていたより
難しかったようです。
今の職場が最近、人間関係が悪くなり、
どんどん人が辞めていき、
母は職場の空気が苦痛なようです。
もう少し若ければすぐ辞めるのに
と悩んでいます。
そんな母を見ていて、
雇ってもらうのが厳しいのであれば
辞めていった人たちと一緒に
自分たちでなにか始めたらどうだろうか
と言っています。
母の職場は料理上手なおばあちゃん達が
たくさんいて、調理師の免許を
持っている人が数人いるそうです。
母も食堂のおばちゃんをしていた頃に
調理師の免許を取得しています。
せっかくみんな料理が上手なら
お弁当を作るとか
レシピをネットにアップしてみるとか
キッチンカーを走らせるとか
なにかできないだろうかと思います。
料理上手な母たちのことを考えてると
「私にはなにがあるのだろう」
と思うようになりました。
会社に10年近くいるけど、
仕事は誰でもできるような事務仕事で
専門的な知識はほぼなし。
エクセルも使えるが人並み程度。
小さい時には水泳や習字も習っていたが
途中で辞めてしまったし、
今思えば先生になれるほど続けた
習い事はありません。
宅建の資格を取ろうとしたこともありますが、
大人になってからの勉強は
びっくりするくらい集中力がなく、
勉強できる環境が整っていた大学生の時に
勉強すればよかったと思いました。
ネイルのお姉さんや眉毛サロンのお姉さん、
パティシエの友達や鍼灸院の先生など
技術を持っている人たちが
なんだかかっこよくて羨ましい。
きっとみんな努力をしてきたのだろう。
継続して頑張ったのだろう。
特技がない私。
私には何があるのだろう。
人生まだまだこれから。
なにか頑張ってみたいと思うのでした。