高校ラグビー部員の僕①
昨日で仕事納めでした。
さ、これで年末年始のラグビーに集中できますね。
中でもすでに開幕している全国高校ラグビー。
今回はこの頃のことを。
※私見で記載している内容がありますが、あくまで私見ですのでご了承ください。
小学生時代に野球をやって、
「拘束時間が長いわりに、実働が短い」
ということが、
「わりに合わない」
と自分自身に感じた僕は、ラグビーをやる楽しさに出会いました。
しかし中学生になった時、周囲でラグビーをやる環境はなく、学校の陸上部に所蔵していました。
そして中3、進路選択。
実はそこそこ勉強ができてた僕。
明確の目標はなかったものの、大学に進学したいという青写真は描いていたため、家から近い進学校にでも行こうかなと思ってました。
けど年末年始の深夜に父親とテレビで観ていた「花園」。
なんだか魅了されてしまって、年明けに進路をラグビー優先に切り替えてしまいました。
切り替えた先の高校はラグビーは強いものの、職業課の高校。
進学校に進むと思ってた両親とは一悶着ありましたが、最終的には納得してもらって、そのラグビーの強い高校に進学しました。
4月。
入学式も終わり、ラグビー部の門を叩きます。
そこそこ運動神経も体格も自信があった僕。
同級生や先輩たちの輪の中に入っても、そこまで遜色ないかなと思い、淡い期待感を抱いてラグビー部員となりました。
ラグビーの練習が激しいことはある程度想定していましたし、そこはハードワークしなきゃいけない。
しかし、
理不尽なことが多い。
今から30年前の部活の話なので、同年代の方なら身に覚えがあるのでは。
1年生は下働きや雑用はもちろんですが、
変な決まりやルール、制約が多い。
記憶にあるところでいうと、
・1年生は丸坊主。夏合宿以降で、先輩の許可が降りるまで継続。
・自分を指す呼び方は「自分」、
「僕」はダメ、
「俺」はもってのほか
・どんなに暑くても、ジャージの袖をまくってはいけない。
またソックスを下げてもいけない。
・ジャージ、短パン、ソックスは白のみ
・ラグビー独特の挨拶があり、それを徹底的に練習させられる
(外国語の発音ばりに難しく、基準は定まってない)
・もちろん水は飲んだらダメ
・先輩が全員帰られるまで帰れない
・スパイクは決まったメーカーのものしかダメ
・先輩にパスするときは「ボールいきます」と言ってからパスする
・スクリューパスはダメ
おそらく他にもまだたくさんあったと思います。
そして、これらが守られてないと、暗い部室に1年生全員入れられ説教。
その時正座をさせられるのですが、床にはひっくり返ったスパイクが並べられてます。
つまり、その上で正座。
説教超えて拷問でした。
そういうのもあって、同級生が5人ほど去っていきました。
正直、僕も堪えきれなくて辞めたいと思うこともありましたが、自分で決めた進路であったわけで簡単にケツを割るわけにもいかなかったですし、仲間(くだらないことで盛り上がれる)もいたおかげで留まることができました。
なんだか、過去の記憶を呼び起こしたら、つらいのが真っ先に出てきてしまって、少しネガティブな気持ちに。。
ラグビーそのものに関しては、気持ちを少しリカバリーしてから綴りたいと思います。
今日は花園2回戦、頑張れ高校ラガー!
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