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《転がる母に苔は生えないvol. 46》Design me!

本日、海外在住&在住経験女性向けコミュニティ、
World link "Design me"(以下、デザミー)の
12月定例会
本帰国済み先輩インタビューに登壇しました。

ご一緒させていただいたのは、
今年3月に帰国した、
パラレルキャリア目指してパワフルに
パッションとミッションを持って
お仕事されている直美さん。


デザミーは元タイ在住、現マレーシア在住の
キャリアコーチのあいちゃんと、
タイ在住のりさちゃんが立ち上げ、
その後、運営に関わるシゴデキな皆さんが増えて
現在は、22カ国、131名が参加する
オンラインコミュニティです。

海外駐在妻向けのオンラインコミュニティは
いくつかあるけれど、
デザミーは成長の勢い
誰もが安心して挑戦できる場所として
コミュニティと共に育つ
そんな特徴があるコミュニティかな、と思います。


今回の定例会は、前回に引き続き、
本帰国した人の今と滞在中の経験をシェアする
インタビュー形式の会でした。
こういった機会は、
私にとっても人生振り返りの機会となり、
とても有難い。
私、どんな風に今まで過ごしてきたっけ?
どんなこと考えてきて、
どんな風に変化していったっけ?と、
伝えるために、整理する時間をもらえること。


実は、私の駐在帯同時間は超幸せにふらふらと
楽しく遊んで過ごす時間がほとんどで、
今の私や活動は、
ここ2年くらいで作られたものなんです。
それも最後だから!と
ラストスパートしていたわけではなく、
ある日突然、本帰国となったようなものなので、
志高く過ごしてきた日々ではありませんでした。
そんな私が、こういった場所で
お話しさせてもらうのは、
非常に恐縮ではあるのですが、
お声がけいただいたことに感謝して
受け取りました。


渡タイ当初は例に漏れず
大好きだった仕事を失ったことで、
すっからかんな気持ちになっていたし、
モヤモヤすることや焦りももちろんありました。
人を羨ましく思うことも、
人と比べてドス黒い自分が現れることも。
悲しい出来事だってたくさんあったし、
私、このまま何もないまま死ぬのかな…
って本気で思ってた。
とにかく、12年半なんでね、
それはそれはいろんなことがありました。

でも、今は、
駐妻の酸いも甘いもよく知っているから、

”You are already enough!”

と全員に伝えたい!


すでに 
十分 
よくやってる!


海外駐在のために
旦那さんは先に渡航してしまって、
ワーママしながらワンオペしたり、

場合によっては、小さい子抱えて
国際引っ越し作業して、
(あの税関用紙の記入、地獄よね)

新しい国で生活立ち上げて、
右も左も分からない
不安の中で子育てして、
学校探して、
習い事探して、
社交もして、

この野菜、安全なのかな?
このお肉、大丈夫?
この魚、一体何?
っていうことに
毎日直面しながら、
自分の意思ではない場所で
生きているんですよ。

家族の健康を気にして、
自分のことは後回し。

今日という日を
海外で生きているだけですごいの!

十分すごいことなの!

それでね、不思議なことに、
「私って結構すごいじゃん!」
って心の底から思えたら…

その先に余白ができて、
再び自分が主役の人生が回り出す。



もし、今、どんな風に駐在期間を
過ごしたらいいかわからない、
目の前のことに精一杯で
好きなこともやりたいことも見つからない、
闇雲にできそうなことにトライしてる、
っていう人がいたら、
小さな声でいいから、声に出して唱えてみて。

I am already enough!
I am already enough!
I am already enough!



さて、そんな登壇の機会をいただいた、
デザミーが約1年ぶりに新規メンバーを
募集するそうです。
メンバーになるには説明会への参加、
またはアーカイブ視聴が必要ですので、
デザミーのインスタアカウントをフォローして
案内をチェックしてください。
豪快で、愉快で、きめ細かい気配りのできる
運営の皆さんと、穏やかで優しいメンバーが、
新規メンバーからの刺激を待ってます。

なおみさんのお話もお人柄も魅力的。
暗黒期については共感がたくさんあったけど、
今をパワフルに過ごしている様子は
心地いい刺激になりました。


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〜個別セッションについてのお知らせ〜
30名無料個別セッション開催中。

ピンときたら、インスタDMまでご連絡ください。
《プロフィール》
子安 芙美
東京出身
夫、長男11歳、長女5歳の4人家族
東京外国語大学大学院 日本語教育修士

2013〜2024 タイ駐在帯同
2024.07〜 日本(数年後再び渡航予定あり)

帯同中に2人出産し、初めての子育てが海外でスタート
自分が育った環境や感覚、世界観が違う子どもたちを
海外でどのように育てていけば良いのか悩み、
2018年にサードカルチャーキッズという概念に出会う
子どもの視点から見る、海外で育つということ、子どもたちの苦労、
そこに必要な親からのサポートについて学ぶ

近年、日本語教育については複数言語を話す子どもの
言語教育に興味がシフト
タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会から学び直す

主な活動:
・臨床心理士によるTCK Podcast ナビゲーター
・OVER THE BORDER -読む聴く知る 世界の教育- 
 ボーダレスライター
・海外子育て(TCK)講座講師
・『ジャーナル「移動する子どもたち」
  ーことばの教育を創発する』第14号
  特集:「子どものことば」を育むとは一親子の視点から
  エッセイ部門に掲載

所属学会、研究会:
・タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会   
 (JMHERAT) 会員、オンラインWSメンバー
・母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会会員





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fumi @ 海外転勤する家族の子どもnote
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