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ジンジニア マガジン

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元エンジニアの人事やエンジニアで人事領域に関わる人たちがエンジニアならではの視点を踏まえた人事領域の情報を発信していきます
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春のジンジニアMeetup!を開催してきました。

こんにちは。4/17にジンジニアコミュニティ企画のイベント「春のジンジニアMeetup!」を開催しました。 昨年夏に開催した「夏のジンジニアMeetup!」に続く第2弾の企画となります。前回の内容はこちらのレポートをご参照ください。 長かった第2弾前回開催時、とても好評で第2弾待ってます!というお声もたくさんいただきました。なるべく早く企画したいなと思いつつかなりお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。 今年の年明けごろからようやく始動し、少しずつ動き始め4月に開催とい

もしエンジニアから人事になるなら絶対にやっておくべきこと

こちらの発表の通り、自分の関わる組織をよくしようと思い、人事という名称のつく部署に異動してきてから5年が経過しました。てつのすけです。 この記事は 2023年 ジンジニア アドベントカレンダー の14日目です。 発表でもお話した通り、自身のキャリア開発における様々なブランチを作りつつ進めていったら「結果的に」このブランチがmainとして進んでいくこととなりました。 計画的偶発性理論において、予期せぬ出来事は待っているだけではチャンスにはなりません。「流れがきたとき」にどう動

初めての技術広報:勉強会イベント開催編

こんにちは。DevEnable室(以下、DE室)の吉野高一(@tkkz1009)です。 「Timee Advent Calendar 2023」のCトラックの9日目のエントリーです。12/1の1日目に続き2記事目となりますがバトンツナギしてやっていきたいと思います。 1日目エントリは以下参照。 昨日(12/8)までですでに24記事が配信されてます。まだ3分の1とは、先が長いですね。アドベントカレンダーの企画発起人としては、お忙しい中期日通りに発信してくれたみなさんには本当に

「エンジニアリング組織に必要な人事ってなんだろう」を再度考えてみた。

こんにちは、なんやかんやで人事をやっている吉野高一(@tkkz1009)です! 今日から12月ですね。 ジンジニアアドベントカレンダーの1日目担当ということで何卒よろしくお願い致します。ジンジニアは、エンジニア出身の人事の方やエンジニアだが、採用などの人事業務にも携わっている方を指す造語です。 もう4ヶ月程過ぎて恐縮なのですが8/4のジンジニアMeetUP!というオフサイトイベントでのLT内容及び補完的な情報をここでまとめられればと思います。 当時のスライドはこちら。

あなたのエンジニア面接、評価するための材料は足りてますか?

エンジニア職の採用面接ではいわゆるスキルフィットを重視して評価しなければいけないのはどの企業でも同じだと思います。 スキルフィットを判断するために、面接官と、結果を受ける採用担当が押さえるべきポイントがあります。 それは、 「経験(と実績)とスキル(有無や高低)は別モノ」というポイントです。 あるあるアンチパターン面接を終えた面接官と結果のフィードバックを受ける採用担当でこんなやりとりになっていませんか? 面接官:「経験豊富で実績も高くてすごく良かったよ!」 採用担当

【イベント補足】エンジニアを見極める4つの要素と方程式

8/27にLAPRASさんとHERPさんの共催オンラインイベントでエンジニア採用のスキル見極めについてお話をさせていただく機会がありました。 『エンジニアを見極める4つの要素と方程式』というタイトルでお話したのですが時間が足りなく伝えきれてないところもあり、また資料も要点のみ書いているので、補足するnoteを残しておきます。 イベントでのプレゼン資料はこちらです。 このnote単独で読んでも分からない内容なのでプレゼン資料と照らし合わせながらお読みください。 この発表の

エンジニア採用の技術課題を考える

エンジニア採用難しい難しいと言われて久しいですが、コロナ禍で採用に歯止めがかかった今春の数字でも求人倍率約7倍と高水準となっているようです。 さらに言えば、転職候補者が恒常的に集まる魅力的な企業でも当然のことながら優秀なエンジニアだけが集まるわけではなく、『妥協のない』採用をするために技術スキルの見極めは非常に重要で難しいポイントです。 そこで選考プロセスの一つとして「技術課題」が挙げられます。 技術課題とはエンジニア職における技術課題とは、プログラミング力や設計力、思

キャリアパスとしてのジンジニア(採用担当)

Sansan株式会社の高橋です。 ジンジニア マガジン の記事として書いています。 「組織としてジンジニア(採用担当)がいるとどう嬉しいか?」ではなく、「エンジニアが採用担当にジョブチェンジするとどうなるか?」という観点で、私の経験をもとに述べていきます。 ソフトウェアエンジニア (以下、エンジニア) としてキャリアを積んでいるが、将来的にはほかの可能性も考えてみたい。という方に読んでいただけたら嬉しいです! 簡単にバックグラウンド・一社目: 中堅SIerでパッケージ

ジンジニアの取扱説明書 - 負の側面編

前回のnoteでは「(エンジニア+人事)ジンジニア」の正の部分にフォーカスしました。 今回は負の部分に着目してみます。言いにくいことだけど書いちゃいます。 将来エンジニアからキャリアチェンジを考えたい方、専門職採用を専門職に任せてみようと考えている方のヒントになれば。 自分のキャリアとしてあくまで人事業務を自分の仕事の中心にした場合で、例えばエンジニア業務がメインで採用業務をサポートする役割などはここではジンジニアとしては扱いません。 人事業務に重心を傾けたキャリアチェン

やはりお前らのジンジニア/エンジニアは間違っている?(前編)

いや間違ってるのお前だから!!! と思いながら読んでいただければと思います。自社のエンジニア採用において、自分が考えていたエンジニア像と現場の求めるエンジニア像の一部に違いがあるなと感じたことがこの問題を考えるきっかけでした。 先日「ジンジニア」コミュニティの1人として参加させてもらった 転職透明化ラジオ の収録にて 21:40 くらいのところで軽く触れたものの、この話についてはまだ自身の中でも十分深めていなかったこともあってお話できませんでした。今日はその件について書いて

やはりお前らのジンジニア/エンジニアは間違っている?(後編)

前回、やはりお前らのジンジニア/エンジニアは間違っている?(前編) にて、エンジニアの中にもどうやら種類がありそう、という話を書きました。 実は下の記事も前回記事を書こうと思ったきっかけでした。 実際に選考で海外の方の話を聞いたときに、自分の国では自身の学歴ではエンジニアになることができず、エンジニアとして働くことの可能性がある日本に就職してみたい、というお話を伺ったことがあります。 この話を読んだときに、よく耳にする 「コードを書かない/書けないエンジニアはエンジニア

ジンジニアの取扱説明書

転職透明化マガジンの記事として書きます。 もうご存知な方も多いと思いますが、「(エンジニア+人事)ジンジニア」と呼ばれるちょっと変わったキャリアを歩む方が増えてきています。 私もその一人なのですが、今回は主に採用周りで新たな価値を提示している現状がありますので「採用」にスポットを当てて求められる役割や期待値フォーカスしてまとめてみます。 今エンジニアとして働いていて将来のキャリアの選択に悩む方、 企業人事でエンジニア採用に悩む方に有益になれば幸いです。 期待値のアンチパ

「ジンジニア」の現在と未来は明るいか

初めまして。株式会社LIFULLの木村修平です。 この記事はLIFULLアドベントカレンダー3の24日目、クリスマスイブです。 仰々しいタイトルで恐縮ですが、昨今メジャーになりつつある(?)「ジンジニア」について、これまでの自身の経験や考察を殴り書いてみようと思います。 キャリアに悩むエンジニアや、エンジニア採用に取り組む人事の方々に読んでいただければ嬉しいです。 私についてちょっとだけLIFULLにはエンジニアとして08年に中途入社しました。 「LIFULL HOME'