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(ほぼネタバレ)マクロスΔ絶対LIVEを見たオタク、ボロ泣き......!?

※マクロスΔ絶対LIVEでとても感動した限界オタクが感動の余韻のまま語彙力皆無で永遠に書きなぐった記事なのでところどころ間違っていたりします。

こんにちはタブレトシです。
去年の9月頃に映画館で上映していた劇場版マクロスΔ絶対LIVEなのですが、当時見る暇なく、普通に上映期間が終わってかなり後悔してました。しかし、9月16日にMX4Dでの上映が期間限定で行われることになり、この機会を逃したらもう映画館では見ることができないしもう後悔したくないと決めた僕は初日の1番最初を予約した。
当日、朝からパチで1万負けた足で映画館に向かう。1人で映画を見るのは初めてだったのですごくドキドキしていた。正直、周りのお客さんが女性客ばかりで本当にマクロスΔの映画かと疑っていたが無事にマクロスF時の迷宮が始まり、ほっとした。

マクロスF時の迷宮の感想

正直マクロスFはアニメしか見ておらず、映画の内容を知らないので事前知識なしでの感想だが、やはりマクロスFの歌姫2人はすごく歌がいい。新曲の時の迷宮はめちゃくちゃ良かったし、紙飛行機の演出とかも良かった。アルトの居場所が判明した?ことから続きがもしかしたらあるのではないかと思った。
そういえば、時の迷宮が終わって一瞬静かになった頃、3つくらい後ろの席の人が泣いてる声が聞こえた。実際、これまでの出来事とか思いとかを想起する感動する演出だったと思うが、Fの映画を見ていなかったので感動できず、ちょっと悔やまれる。

マクロスΔ絶対LIVEの感想

僕はマクロスΔが好きだ。アニメ版も劇場版である激情も見た。その上で、今回の絶対LIVEなのだが先に評価を述べたいと思う。
100点満点中、100点はつけられない。何故なら、僕はかなりアニメや漫画が好きで色々見たり読んだりしているが、ほとんど100点しかつけておらず、僕の作品に対する評価の大安売り状態となっているので、今回のマクロスΔ絶対LIVEには辛口で評価させてもらう。もちろん、最高評価で述べると余裕で100点を超えてしまうので、最低評価前提で述べさせてもらう。以上のことをもってマクロスΔ絶対LIVEの評価は最低でも……5億点!

!!!!!100点満点中5億点!!!!!

うろ覚えの内容と感想

ウィンダミア星で和平を記念したライブをワルキューレ達が行うことになるのだが、唇の凍傷という曲と共に3Dのライブが始まる。この3Dライブのクオリティがすごく高い。既にこの時点でかなり僕のテンションは上がっていた。
ライブを終わって、フレイアの故郷である村を訪れることになり、村人は祝福してくれて祭りみたいなことをするんだけど、途中で異星人は信用できない過激派が乱入するがヨハンによって鎮められる。その過程でウィンダミア人と地球人の違いを実感することになる。まあ、僕はいつ闇雲が攻めてくるのかドキドキだった。
フレイアの家族が植えたりんごの木を見に行く2人、そこでハヤテが「好きだ」と告白。僕はうおーーー告白した!!!!!って勝手に盛り上がっていた。フレイアも好きって言いそうになった瞬間、最悪のタイミングで闇雲が攻めてきた。
何やってんだお前!!!(ルフィ)
フレイアの家族が植えたりんごの木達は燃え、ウィンダミアを占領されてしまう。また、無人機(ゴースト)がめちゃくちゃ強くて、Δ小隊もウィンダミア側も一方的にボコボコにされてしまう。こんな一方的にボコボコにされることある?
マクロスギガシオンの助けがあり、撤退するもヨハンが風に召されてしまう。ウィンダミア人が死ぬ瞬間を目撃したハヤテは改めて、ウィンダミア人との違いを認識することとなった。
特に絶対LIVEではウィンダミア人と地球人の違いに重きを置いて考えてあるので、ここは特に重要な印象。
しかし、逃げ込んだ場所にスパイ的なロボットが侵入しており、ワルキューレの位置がバレて攻め込まれてしまう。ワルキューレの歌を学習した闇雲は5人に分裂し、ヤミキューレが誕生。圧倒的な力の前にピンチに陥るが、フレイアが命を燃やして歌うことにより、ハヤテが極限の集中状態となり、この場を切り抜ける。しかし、その代償としてフレイアはろくに立つこともできないほど衰弱してしまう。フレイアは歌えば命を燃やして、死んでしまう。歌わなければ、仲間は救えないかもしれない。歌わなければワルキューレじゃない。死ぬのは怖い、ハヤテと生きたいのに、歌いたい。そんな葛藤がとても悲しい。もうこの時点でかなり涙腺にきていた。
スパイ的なロボットのせいで敵の狙いであるレディMの居場所がバレてしまっていたので、レディMに攻撃を仕掛ける際、複数の艦隊を引き連れ総攻撃を仕掛けることとなる。ヤミキューレの力は強大だが何とかなった。しかし、敵は諦めず、最後の一撃でレディMを倒せるようエネルギーを集中させるがそれが放たれるとウィンダミア星まで影響を受けてしまい、りんご畑が失われてしまう。この一撃を放ってしまうと敵艦隊が爆発する状態の中、仲間を全員逃がして自分だけ爆発の影響を受けるようにしたのはかっこいい。普通に次回以降のマクロス作品に続かせる伏線なのかもしれない。
何とか止めようとハヤテ達は攻撃を仕掛けるがガードを突破できない。そんな中、フレイアの歌が聞こえる。フレイアは、ウィンダミアや皆を守るために命を懸けて歌う覚悟を決めた。ここでワルキューレはあきらめないが流れるのだがこの流れで泣かないわけないし、既にボロ泣き。
ウィンダミアに伝わる伝説の歌がウィンダミアに響き、ルンの花が咲く。フレイアが歌うとどんどん命を燃やして結晶化が進んでしまう。そんなフレイアの姿を学習したのか闇フレイアのみになり、フレイアと同じ曲を歌う。何とかバリアを突破することに成功するが爆発。ハヤテは何とか爆発から生還するもフレイアはその場に倒れ込んでしまう。ついでに敵艦隊の爆発から逃れる時にヤミキューレの正体であるAIに埋め込まれた星の歌い手の細胞が成長した子供を連れ帰るのだが、その子がフレイアの歌の影響を受けてなのかフレイア似になっていたし、ルンがあった。実質フレイアの子供なのでは?
ウィンダミア星に戻り結晶化が完全に進んでしまい、命が燃えつきるその前にハヤテに好きと伝えるとハヤテも好きと返して、風に召されてしまう。
エンディングが流れる。エンディングの曲がルンに花咲く恋もあるでめちゃくちゃ良かった。
エンディング後、りんごの木の下でハヤテに肩車されたフレイア似の子を肩車していたのですがその際、フレイアと一緒に言っていたことを言っていてすごく良かった。
フレイアはハヤテの中で生き続けているのだなと思うと涙が溢れて、うぅ......。辛い......。推しカプの片方死亡も辛いけど、フレイアにいろんな葛藤や思い、覚悟が良すぎて良すぎて......。ほんと、無理......。人類史で最も素晴らしい映画だった。タブレトシ映画賞大賞受賞だよぉぉぉ......。

絶対LIVE良かった点

・命や何のために生きるのかを考えさせられる

絶対LIVEでは激情やアニメではそんなに重要視されていなかったウィンダミア人と地球人の寿命の違いに重きを置いている印象がある。特にウィンダミア人は寿命が30年しかないということが地球人との恋愛に隔たりを作っている。フレイアは15歳なので長くてもあと15年しか一緒にいられず、そこから先は共に生きれないのです。実際、お互い好きと言い合う前に失敗し、その後ヨハンが風に召されたり、結晶化が進むことでより寿命の違いを認識させられ、ボーグから度々無理だと言われていた。また、フレイアの結晶化進行の影響で歌うと死んでしまうけど歌わないとみんなを守れないかもしれないし、ワルキューレでいられないかもしれないという葛藤がとても切なく悲しい。死ぬことによってもうハヤテと一緒にいられないかもしれない恐怖を乗り越え、命を懸けて歌う覚悟を決めたのはやはり、ウィンダミアを守りたいというハヤテの思いやみんなの危機、ヨハンに言われていた何のために生きるのか、何のために歌うのかを考えた結果なのだと思う。みんなを守るため命を懸ける覚悟、死んでしまうことがほぼ確定してしまうのがめちゃくちゃ辛い。かなり推しカプだったので、覚悟を決めたあたりからすごく泣いた。生きる時間の中で何をしてやりたいことを覚悟を決めてできるのかを考えさせられる素晴らしい脚本だった。
あ、ちょっと待って涙出てきた。

・神曲

曲がとにかく神曲ばかり。特にGlow in the darkは序盤から神曲すぎていきなり分からせてくる。また、ワルキューレはあきらめないとかつらみ現在進行形も良き。唇の凍傷の3Dのライブのクオリティも高く曲の完成度が高い。
特にエンディングの曲であるルンに花咲く恋もあるは今思うと歌詞はフレイアのハヤテとの寿命の違いや歌うことで命を燃やす覚悟とか気持ちが全て織り交ぜった1億点満点の素晴らしい曲だったなと思う。今思うと、ルンに花咲く恋もある以外の曲も、映画のストーリーにマッチした最高の曲だったといえる。あと歌合戦とポスターで謳っていたのだが、まさに歌と歌の戦いと言える素晴らしい演出だった。強い方の歌が流れるので、どっちの歌が現状勝っているのかを理解させる素晴らしい演出だと思った。


まとめ

絶対LIVEはとにかくストーリー、曲、映像の全てにおいて素晴らしく、現状今までで見た映画で一番良かったと思っています。僕はあまり作品で感動したり泣くことがないのだが、絶対LIVEは人生で一番作品で泣いた。泣きすぎて、終わっても5分くらい席から立てなかったし、帰るときも感極まりすぎて、どんどん涙が溢れて生まれたての小鹿みたいに震えながら帰った。
そういえば僕は世間的にはどうやら評価が低いらしいTV版から見ており、正直TV版は好きでした。なので、「絶対LIVEで何とか盛り返したw」みたいな感想を見るとすごくモヤっとします。でも実際絶対LIVEはとてもよくできたおり、ある意味絶対LIVEの素晴らしさを表しているのかななんて思ったりします。
ちなみにこの記事を書いた2日後2回目見に行きます。その前にワンピースREDも見るのでどっちが勝つのか僕の中で勝手に戦ってます。正直、絶対LIVEの感動がすごすぎてREDで感動する分のエネルギーを使い切ってしまった感あります(笑)
てかこの記事とにかく全てを余韻のまま語ってたら、過去最高文字数の4200文字超えてて草

終わり

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