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このお店のはじまり

初めまして。TORTOISE BOOKS&GALLERYと申します。
2025年春に東小金井にオープン予定の、デザイナーと編集者の夫婦で運営する「連れて帰れる本とアートのお店」です。

私は、BOOKS担当の佐古奈々花です。
ひとりで、猋社(つむじかぜしゃ)という出版レーベルをやっています。
GALLERY担当の夫は、グラフィックデザイナーの若杉智也です。
お互いに、いつか本を並べられるお店とギャラリーをやりたいと思っていました。

そんなことを考えていたら、いつも大きな変化を提案しがちな私が突然見つけてきた物件とまさかのご縁がつながり、夫も巻き込みお店を始めることとなりました。

GALLERYのおはなし

TORTOISE BOOKS&GALLERYは、冒頭でも書いた通り、「連れて帰れる」をコンセプトにしています。本を買うのと同じく、アートもその場で連れて帰ることができる。ギャラリーといっても、即売の形をとることにしました。

私たちの共通の趣味の一つが、アート作品を買うことです。
我が家のリビングは、お互いが買ってきたり、一緒に買ったアート作品がたくさん並んでいます。

我が家の一等地

私たちは仕事との関係もあって、アート作品を購入することへのハードルが元々低かったのですが、そもそも個展や展覧会に足を運ぶことも緊張するようななかでは、作品を購入するという発想も生まれづらいのではと日々感じておりました。

日常にアート作品があることの豊さと喜びを私たちは知っています。それを自分たちだけのものにして満足するのではなく、たくさんの人に知ってもらい、感じてもらいたい。そう思うようになりました。

一番長くいる場所から見える景色
平面だけでなく、立体作品もたくさんあります。

お店に並ぶ展示作品は

  • 気に入ればすぐに持ち帰ることができる

  • A4以下の大きさ

  • 手頃〜いいお買い物をするぐらいの感覚で購入できる

を軸にしたものを、作家さんたちと相談しながらつくっていきます。

BOOKSのおはなし

このお店はいわゆる本屋さんではありません。取次(版元と書店を繋ぐ流通業者)との契約を現時点ではしないのでお客様のご希望の本をなんでも取り寄せられるわけではありません。ですが、本を作っている方から直接卸してもらえる本を並べます。誰がどんな思いで作った本なのかをわかっていて、その人から直接仕入れる。そのどれもが、担当の私が見て読んだものであり、心からおすすめする本たちです。

私は決して読書量が多い方ではありません。
でも、家には本がたくさんあり、本棚からはみ出ています。本があると、安心するんです。読んでも、読まなくても、読めなくても、本であることが揺るぎない。そのことに、とっても安心します。
そんな安心をくれる本たちを並べようと思っています。(あと、猋社の本はもちろん、古巣で企画編集を担当した絵本は常備いたします)

『いっぽうそのころ』(秦直也さく / 猋社)

出会ったときがタイミング

思い立ったが吉日と同じように、このお店で楽しんでいただきたいのは「出会ったときがタイミング」だということです。

あれ?この作品、自分の部屋にあったら、なんか嬉しいかも。とか、
これは、もしかしたらあの場所にぴったりなんじゃないか。とか。

そんな感覚を大事に、お店に訪れてほしいと思っています。

ハンバーガーのぬいぐるみ。具材を脱がせることができます。

お店のロゴマークやティザーサイトなどを鋭意準備中です。
何があるかな?何に出会えるかな?とワクワクしながら足を運んでもらえる場所を作り上げたいと思いますので、ぜひ楽しみに、待っていてくださいね。

それでは、また。

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