【紅花栄】七十二候のタロットワーク
本日5/26より、小満の次候【紅花栄】。
鮮やかな紅花が咲く頃です。紅花は古代エジプトから染料として利用されてきました。咲きはじめの花を外側からこまめに摘んでいくことから、「末摘花」とも呼ばれました。
茎、葉、花、種子がすべて利用でき、観賞用だけでなく食用、染料、化粧品と幅広い用途があります。昔は「紅一匁金一匁」と言われ、金にも匹敵する高値で取引されました。
しかし葉はトゲトゲ、ちょっとでも触ると痛いため、収穫は分厚い手袋や長袖の重装備で行うそうです。
カードを引いて、あなたの紅花の咲く様子をイメージしてみましょう!
やり方
「紅花」として一枚カードを引きます。これは、あなたの眼前に鮮やかに広がり、視界を色づける紅花を示しています。
単に「こんな感じの紅花が咲いている」とイメージするだけでもよし。あなたの人生にとって「触ると痛いが、色鮮やかに花開きはじめたものはなにか?」と読むのもよし。
サンプルリーディング
1.紅花:ペンタクルの4
今年も安定の開花。安定の紅花収穫。がっつり紅花売って安定収入、紅花畑は手放さんぞ!
あるいは紅花が、価値ある花びらを「取るな!」と守っているのかも。
人生において「触ると痛いが、色鮮やかに花開きはじめたもの」として読むと、変化のない規則正しい生活は痛みもあるが、そこから安定した価値の花も咲くのだ、と受け取れそうです。
タロット対応は「ソードの8」
次に、この候に対応するカードを見てみましょう。
タロット暦によれば小満は双子座のシーズン。双子座のカードは「恋人たち」です。そして小満の次候である紅花栄は「ソードの8」に対応しています。
カードと季節を結びつけるには、「ソード8の紅花栄っぽさはなにか?」「紅花栄のソード8っぽさはなにか?」を心の中で考えます。
触ると痛い紅花の葉のトゲトゲが、痛そうな剣先を連想させます。またトゲトゲした花びらも剣の集まりに見えてきます。
収穫に必要な重装備は、人物のぐるぐる巻きともつながります。
「紅花のトゲトゲ」をソードの8と結びつけてみるのはいかがでしょう。
紅花は、高価で多用途な花びらをトゲトゲで守っていました。そうなると、剣で守られたソード8の人物も、高い価値を持つ多才な人なのかもしれませんね!
他にも紅花栄とソードの8の関連性、考えてみてください!