#44 ロックダウン53日目 アーユルヴェーダと出会ってからどう変わったか。
おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたりイベントを運営したりしています。
とうとう、、あまり受け入れたくない事実ではありますが、インドの総感染者数が中国を抜いてしまったとの報道がありました。
この表をみると、5/16日付でインドの感染者数は90615人、世界では11位。中国は13位で82941人、とのことです。
しかし、月曜からは一部交通機関の運行を再開したり、並んでいる商店街の商店は奇数偶数で営業する日を決めるなど、新しい試みが出てきそうです。
さて、今日の質問にいってみましょう。
インドでアーユルヴェーダに出会ったとのことですが、どうやって出会ったのですか?
です。この回答はこちら。
インドに来たのは、ITマッチングのビジネスを立ち上げるためでした。その時、手伝ってもらったパートナーに「インド嫁さん、アーユルヴェーダって知ってます?」と聞かれ、実は日本からアーユルヴェーダを勉強したい人が来るので、そのアテンドをするために協力してほしいというものでした。今から13年前の事です。
本当に偶然だったんです。私はどちらかというと20代は「健康」とは縁遠い生活を送っていた人間でした。今日はその辺を話したいと思います。
人はみんな違うんだという事。
偶然にも出会ったアーユルヴェーダにどうしてひかれていったのか。当時、英語もままならない私は、ドクターの話を聞いてもあまり理解できてませんでした。唯一わかったのは、「バランスをとるのが大事」という事と「体と心はつながっている」、そして「人はみんな違う」という事です。
「ちょっと変わってるよね」と学生の頃からよく言われてました。中学ぐらいから、大勢で一緒に行動したりするのがしんどいなぁと思っていました。でも、それを言い出せない自分もいたのです。相手に合わせてばっかりで自自分の意見も言えないような、そんな学生でした。
いつも自分と誰かを比べては、劣っている勝っていると考えていました。それは今思うと、誰かに認められたい、必要としてほしいという欲求でした。自分が一番になるには、と常に考えていて、でもそれはだんだん自分に無理をしている事も気づきました。でも他の方法がわからなかったです。
社会的地位とか、収入で自分を表現しようとした事もありました、でも一度もこれでいいなんて思った事がなかったんです。どんなに頑張っても上には上がいる。そう思っていました。
アーユルヴェーダを勉強して、その考え方を変える事ができたのです。
人と比べる必要がないんだ、と思えるようになった時に、すごく楽になりました。体質も、心も、あなたと私は違う。そして自分の幸せになるバランスは、相手の幸せのバランスとは違うかもしれない、でもそれもいいのです、みんな違うんだから。この考え方を教えてくれたのはアーユルヴェーダでした。
自分の体のバランスを整えるのには時間がかかりました。体の変化を自分で気が付けるようになるには6年ぐらいかかってると思います。
これは私の場合ですが、肉体的だけではなく、精神的な気づきが非常に助けられたような気がします。というのは、体がよくなるにつれて気持ちが明るくなったからです。
ネガティブな所を我慢してポジティブに無理に持っていこうとして、本をたくさん読んだり、自己啓発セミナーにも行きました。人に「自信がない」というと「そんな風に見えないのにねぇ」と言われる事もよくあります。
だけど、たまにおそってくる、胸がきゅううっとなる感覚は、病気なのか、なんなのか自分にもわかりませんでした。
インドに移住して、アーユルヴェーダにさらに触れる事ができました。生活にアーユルヴェーダがより取り入れやすくなりました。自分で自分の体の実験を進めていくにつれて、気が付くと、あの胸がきゅうううっとなる感覚がなくなっているのに気づきました。
アーユルヴェーダに興味を持っている方は大きく2つに分かれているかと思います。一つは、健康な方、もう一つは体や心に悩みがある方です。病名がつかない段階の症状は、食生活と日常生活を変える事で効果が得られます。
自分なりのチェック法ですが、常に、自分に「今、私はハッピーかなぁ」と聞くようにしています。体に痛い所はないか、なにか不安はないか、これがなければ、OK。(私はヴァータ体質なので、この辺がすぐ体にでます。)
もし、ちょっとでもしんどいなぁ、物事をネガティブに思ってるなぁと気が付けば、そこから食事の量や時間、睡眠に気を付ける、そんな生活です。
すべてお話ししている事は、ノウハウに聞こえてしまいますが、アーユルヴェーダの基本的な知識さえ身に着ければ、誰でもこれぐらいできます。一緒に勉強してみましょう。
無料のアーユルヴェーダ勉強会は5/26(火)日本時間午後2時から、インド時間は朝10時半からです。テーマは◆一部「トリドーシャ基本概論」と◆二部「免疫を上げるために家でできる事」という内容でお話しします。
お申込みはこちらからご記入ください。
https://forms.gle/TbVVMT6SLN82raE86
それでは、素敵な一日をお過ごしください。