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アーユルヴェーダとヨガを伝える #未来のためにできること

今年で私は50歳、もう孫がいてもおかしくない年齢です。

一番小さい姪っ子は4歳。この子が20歳になる頃、私は何を残せるだろうかと最近考えるようになりました。

インドに暮らして10年。アーユルヴェーダと出会ってから17年。インドの伝統医学を学べば学ぶほど、日本の子供やお母さんに伝えたい事がたくさんあります。

もちろん、インドは先進国ではないし貧困も大気汚染も深刻な問題です。

しかし、将来を考えた時、なぜか希望の光はインドの方が見える気がするのです。

SDGsのために私が未来のためにできること

1990年以降、私たちにはインターネットという技術を手に入れました。情報は文字から画像になり、音声や動画が見れるようになりました。

だからこそ、インド在住の私が未来にできること。

それはインドにいる日本人の私が、インドのアーユルヴェーダやヨガを日本語で伝える事です。

アーユルヴェーダコース学習風景

それがなぜSDGsにつながるか。

1つは、インドという国に興味をもってもらえることで、環境や問題意識をしてもらえる。

さらに日本以外を知ることは、「世界の中にある日本」がどう思われているかも知ってもらえます。

2つめは、インドの今をみて「日本になりない所」に気がつくかもしれない。

統計上の数字として、インドの貧困率はまだまだ深刻ではありますが、私の昔の上司だったインド人はよく言っていました。

「インドには貧はあるけど困がない」

でも、それは本当なんです。

アーユルヴェーダの施術道具は「土に帰るもの」で作る

物がない、という事はしょっちゅう。でもそれが当たり前だから知恵を出す。

路上生活者の子供たちは兄弟が多く、両親がいる。狭い所でみんなで寝る。

インドの今を伝えることで、日本の今足りない所がみえてくるような気がしてなりません。

伝統医学が現在でも存在する意味

私が最も伝えたい事は、インドにはアーユルヴェーダとヨガという現在も社会的地位を得た立派な伝統医学があること。

文明が進んでも人間が直面する問題は、自然との調和なしにはかんがえられないという事実です。

西洋医学なしには医学は語れません。でも自然との調和はそれと同じぐらい大切な事。

インターネットを使って、アーユルヴェーダやヨガなどの伝統医学という知恵を知ってもらう。

そして未来に残していく。

運命的にもその両方に出会えた自分がすべきことは「伝える」という事なのだと思っています。


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