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ミトコンドリア

  1. エネルギー代謝·ミトコンドリア関連:
    - ATP5MG, ATP5PD, ATPAF2 (ATP合成)
    - NDUFB6, NDUFA1, NDUFB1, COQ10B (電子伝達系)
    - ELOVL2 (脂肪酸伸長)

 ミトコンドリアについてはBIO HACKINGの111ページに記載があります
僕はACATに脆弱性は無いですが、ATPを作りにくいこと、電子伝達系が弱いことが遺伝子検査の結果からわかります
(ミトコンドリアが動かない、つまりエネルギーが作れない)
普通に炭水化物を摂取すると、解糖系(グルコース)→クエン酸回路→電子伝達系でATP産生となります
脂質を摂取すると3つに分かれます
1つは解糖系、つまりクエン酸回路を通過してから(炭水化物を摂取した時と同じ流れ)電子伝達系に行くパターン

もう一つは、電子伝達系に直接行くパターン

この2つの割合は
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脂肪酸代謝でのエネルギー産生の割合について説明します:

脂肪酸100の分配(概算):

1. アセチルCoA→クエン酸回路経路:約30%
- β酸化で生成されたアセチルCoAが
- クエン酸回路を経て
- 電子伝達系でATP産生

2. 直接経路(NADH、FADH2):約70%
- β酸化の過程で直接生成される
- NADH、FADH2が
- クエン酸回路を経ずに
- 直接電子伝達系でATP産生
- カルニチンシャトルとはシャトルが運び屋なので、長鎖脂肪酸をミトコンドリア内に運ぶ輸送システムのこと

つまり:
- 20:80や50:50ではなく
- おおよそ30:70の割合
- これが脂肪酸代謝の効率の高さの要因の一つ

この割合は代謝状態により若干変動する可能性がありますが、直接経路の方が大きな割合を占めるのが特徴です。
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そして3つ目はケトン体で
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ケトン体経路について詳しく説明します:

発生条件:
1. 糖質が不足する状態
- 絶食
- 低糖質食
- 長時間運動
- 糖尿病(インスリン作用不足)

ケトン体生成の流れ:
1. 肝臓での生成
- 脂肪酸 → β酸化
- アセチルCoA過剰に
- 3種類のケトン体生成:
- アセト酢酸
- β-ヒドロキシ酪酸 (主要)
- アセトン

2. 輸送と利用
- 血液で全身に運搬
- 特に脳で重要なエネルギー源に
- 筋肉でもエネルギー源として使用

3. 各組織での利用
- ケトン体 → アセチルCoA
- クエン酸回路へ
- ATP産生

特徴:
- 脳のエネルギー源として糖質の代替に
- 飢餓時の生存戦略として重要
- 通常時は最小限の活性

つまり、これは体の「非常用エネルギーシステム」として機能します。
脂肪酸100の代謝分配(概算):

1. クエン酸回路経路:約30% (*解糖系、炭水化物を摂取した時と同じ)
- アセチルCoA → クエン酸回路 → 電子伝達系

2. 直接電子伝達系経路:約68%
- β酸化過程でのNADH、FADH2
- 直接電子伝達系へ

3. ケトン体経路:約2%
- 通常時は最小限(1-3%程度)
- 条件により大きく増加:
- 絶食時
- 低糖質食時
- 長時間運動時
はケトン体の割合が20%以上に増加することも

ポイント:
- 通常は1と2が主要経路
- 3は予備的な経路として最小限
- 条件により3の割合が大きく変動する可能性
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今は脂質はこちらのC8 MCTオイルを使っています

CoQ10についてはこちらを購入予定です(高いです、、、)


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