知っておきたい法律と用語|サイトマップ編
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FBページでも繰り返しお伝えしてきた『ホームスクールと法律』のテーマはホームスクールを始める根拠とともに自信と安心を与えてくれます。誰に気兼ねすることなく、権利を知り、伝えるべきことを上手に伝わるように話す工夫を心がけることができます。
法律を読むときは、定義ではなく「解釈」が重要です。ですから、法律文を個人の解釈に基づいた分かりやすい文章に書き換えてしまうことはできませんでした。
kokageでは、できるだけ原文をそのまま読んでほしいと思っています。
法律は〈決まり〉を意味するものではありません。
わたしたちの暮らしをより豊かに、平和に、安心して過ごすための《秩序を保つ》ために必要なものです。守らなくてはいけない、破ってはいけない決まりといった意味の〈規則〉ではありませんし、ましてや〈罰則〉でもありません。
☆わたしたちはどのように過ごしたいと思っているだろうか。
☆わたしたちは、こどもにどのような環境で成長してほしいと願っているだろうか。
☆その暮らしの手助けとなる法律には、なにがあるだろうか。
☆どのように解釈すれば、わたしたちの暮らしはより豊かになり、安心する手助けになるだろうか。
わたしたちは、法律をよりよく使うことができるのです。
日本に住む人として、憲法の精神に基づいて行動することができます。世界のひとりとして、平和と自由を望むその精神に基づいて意思を決定することができます。時代の流れと共に答えはいつでも変化します。その時その時の最善を選んでいく自由があるのだと知らしてくれるのが、これらの法の数々です。どうか、自分の目で確かめ、自分自身のために《使う》ために理解を深めてほしいと願っています。
法は縛るものではなく、人を生かすために在ります。
人を生かしていない法はあってはならないと「人」が決定してきたのです。
どうかこれを権利の主張や、守るべき義務や行使するべき責任として相手になにかを要求するためには使わないでください。それは対話ではありえないからです。対立と上下の支配関係を強化するだけになってしまうからです。相手の立場に立って、制度上の手続きや形式上必要なことをふまえ、互いの立場をおびやかすことのないよう、また互いの暮らしを侵害することのないよう、穏やかな関係を続けていけるよう、信頼を保つ努力をする姿勢でいてほしいと願っています。