星野源の『不思議』を聴いて明けていく日曜日の朝は素敵
君と出会った この密の中で
手を繋いだら 息をしていた
ただそう思った
いきなり「密」ってなんだろう?となる
手を繋いだら 息をしていた
「ただそう思った」もうこの三行で完全に持っていかれる。
ただそう思った
何故?もなにもない「ただそう思った」
彷徨う心で 額合わせ
口づけした 正座のまま
ただそっと笑った
彷徨う 「彷徨」の当て字でさまよう
正座のまま 口づけした
でなく
口づけした 正座のまま
にしたことの意味。
「ただそう思った」
「ただそっと笑った」
との比較。
あまりに優しすぎる情景が浮かぶような三行。
そして
希望溢れた この檻の中で
理由もない 恋がそこにあるまま
ただ貴方だった
「君と出会った この密の中で」
「希望溢れた この檻の中で」
韻を踏んでいる
「檻」という限定され、拘束されるイメージを
希望に溢れた につなげる妙
枠がなければ溢れることもない
「ただそう思った」
「ただそっと笑った」
「ただ貴方だった」
韻を踏んでいるのもだが
ただ貴方だった
この部分で完全にこの歌に恋に落ちる。
そんな感じで日曜の朝が始まっていく。
おはよう世の中。
二人しかいない世界で。彷徨う星野源と犬。
雨も止んだら散歩もよし。
推しの星野源さん
鴨頭嘉人さん、台湾紅茶のブルプル
素敵なメッセージの紅茶
台湾かすてら
そのほか大勢のお気に入り
思い浮かべるだけでゴキゲンになる
そんなとびっきりの「二人」たち
株式会社カモガシラランドの山手線
鴨頭嘉人にジャックされた広告
私と鴨頭嘉人の空間
たわしおじさんとタワシも彷徨う。
ただ散歩した。
タワシはペット?
ただそう思った。
ただタワシだった。
二人をいま歩き出す。