サザン・ソウル 常のプリンセス Gladys Knight
Gladys Knight & the Pips の1973年の3作『Neither One of Us』『All I Need Is Time』『Imagination』はどれもとてもいい。
前に上げた Martha Reeves
Ann Peebles と並んで
僕が特に好きな Soul の女性歌手です。
Funky な曲もバラッドも本当に絶品です。
スローバラッドでは定石通り、前半ぐぐぐぅーと抑えて、後半でどっと盛り上げる。これを得意とする優れた歌手は多くいるけれど、Gladys Knight の絶妙さは他を寄せ付けません。
表題曲バラッド「Neither One of Us」
このかわいらしい人のどこから、その渋くてパワフルな声が出てくるのだろうと驚き、魅了されてしまいます。
ライブの迫力は本当に凄い。ソウルの女帝(Empress of Soul)と称されるのも分かります。(Wikipedia 2022.2.8. Gladys Knight)
迫力ある Live 映像
インタビューと迫力ある Live 映像
Gladys Knight & the Pips のアルバムは良いものが多いし、Gladys Knight はソロになってからも、長きに渡って優れた歌手であり続けてきたけれども、特に前述の1973年の3作は甲乙つけ難い傑作であると思います。
(以前にinstagram(philosophysflattail)に書いた記事を手直ししたものです。)