復職から1か月
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4/28 22:00 初回投稿
誤記・表現は適宜修正
(1) 結論
復職開始での仕事のコツは、
『自分のリソースは「やるべきこと」だけに集中させ、あとはできるだけ休む』と思いました。
(2) 要約
元の職場に再就職して1か月が経った時点でのまとめです。
「社会復帰は難しい」と忠告を受けていましたが、本当に、かなり難しいことが分かりました。
具体的には以下の通りにまとめます。
1. 家族の理解や体調面の信用を得るのが難しい
家族には主治医から説明してもらうか、会社でのできごとをいちいち言わない(心配のあまりストーカー化しちゃう、そして、家族自身の正義感で判断した意見を言われても説得は難しい、そんな余裕があるなら休養に)
2. 自分が働きやすい環境は自分が中心になって作らないといけないのが難しい
周りの人には、医師が自分の状況を何と言っているのかをできるだけ開示して、「ここでしか復帰は無理」と伝えるなどして情に訴えよう
3. 発症前と比べて思うようには働けないのが難しい
体調(特に疲労感)は自分以外は分からない、自分で注意しておき医師と相談、病気のせいで働けないことが分かるのは発症前を知っている人だけ、密接にコミュニケーションとってしがみついて守ってもらおう
4. 元の状態にどこまで近づけるのか不安なのが難しい
どこまで回復するかは誰にも分からない、周りにどう思われようが、できるだけ体調優先で仕事は控えて健康な人に依頼することに全力を尽くそう(雇われた以上は解雇は難しいので、仕事はできるだけ自制して会社に長く貢献できることを目指すのが、会社の為でも家族の為でも自身の為でもある)
5. 依頼された仕事を「できない」とは言いにくいのが難しい
4と同じで当面は回復優先で「できない」と言おう
6. 会社や世の中の変化についていけないのが難しい
やっていくうちに思い出せるものもあるけど、新しいもの(特にITシステム)を自力で使いこなそうとするのは時間の無駄、気にせず周りに聞こう
7. 周りに追いつけるか不安なのが難しい
やれることをやれる範囲でベストを尽くす(軌道に乗るまでは、「やったほうがいい」ような無駄な仕事をしない、得意な事しかしない、頼れる人に頼る、決裁権が上司にあるなら決済後は細かいミスに気付いても無視)、可能なら、復職に失敗する場合の備えの計画を練っておこう
(3) 各記事
復帰して働きながら考えたことは、これまでに書いた各記事をご覧ください。
(2-1) 復職から2週間経ったとき
社会復帰は難しいと実感した2週間。
(2-2) 想定外の疲労感
初体験の疲労感は脳疲労で、医師が指導する対策は糖分補給だった。
(2-3) 職場での味方を増やすために
周りの人には自分の状態を、できるだけわかりやすく伝えることが大切。
病状を説明しながらも協力を求めるためのメール等の文例。(参考程度に)
復帰当初の仕事のコツは「判断」の部分に注力して、それ以外は周りに頼ったり、待ったりしよう。
自分の状態に合わせた働き方には、医師のアドバイスが必須。時間を作ってしっかり休みたい。
(ヘッダー画像は、また見たい機上からの富士山, 2015年2月28日撮影)
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