酒米を使ったお酒ってどんな味??
前回、酒米(酒造好適米)ってどのようなものなのか。について書きました。
今回は、酒米(酒造好適米)と一般米(食べるお米)のお酒の出来上がりについて書いていきます。
一般米
一般米で、お酒を造ると基本的には、甘かったら甘いだけ、辛かったら辛いだけのお酒になります。
一般米で日本酒は造られているのか。というと業界全体の60%くらいは、一般米でつくられています。
酒米(酒造好適米)
酒米(酒造好適米)でお酒を造ると味わいが違います。甘さと辛さの両方が出ます。
よくわからない表現と思いますが、人とお酒を飲む機会があるとき、
同じお酒を飲んでいるのに、
自分は、「辛口」だと思うのに、前の人は、「甘口だね」という事はありませんか?
自分は、「甘口」だと思うのに、前の人は、「辛口だね」という事はありませんか?
こういった事がおきるのは、酒米で造ったお酒であることが多いです。
総括
酒米で造ったお酒は、
甘さ辛さの基準だけでなく、味わいの深みがあるので、飲み方ひとつで甘くも感じますし、辛くも感じます。
味わいが、平面ではなく立体なのです。
こんなイメージです(笑)
味わう角度で味が違う。それが酒米で造る特徴です。
その特徴が、一番出る酒米(酒造好適米)が「山田錦」です。
美味しいと有名になる日本酒の多くは、山田錦などの酒米(酒造好適米)を使ったお酒です。
次は、山田錦の特徴を書いていきます。