TwitterでSNS疲れが起きる7つの原因~回避する4つの方法~
こんにちは。
最近、Twitterを見ていると物々しいなあと思うことが多いんです。
あなたの身の回りのひともバチバチ、ピリピリしていませんか?
現在、コロナウイルスの影響で世界は大混乱となっています。
そんな中で【SNS疲れ】を感じている方も少なくありません。
その疲れの原因は、"言い争いが絶えない環境"が大きく関わっているのではないでしょうか。
このnoteはTwitter歴10年以上のわたしが、Twitterで言い争いになる原因とストレスから回避する方法を書きだしたものです。
なので「SNSを見ているとイライラしてしまい、つい言い争ってしまう!」という方は是非読んでみてください。
言い争いが起きてしまう7つの原因
1)Twitterの特性
システムにも大きな要因があると見ています。
✅拡散力が高い
✅若年層が多い
✅気軽にリプライが送れる
✅文字数が制限されている
✅匿名性が高い
少ない文字数で表現しなければならないため、誤解されやすい。
若い方は特に、間違った解釈で感情的になり、批判してしまうひとも少なくないです。
匿名性が高いのでやりたい放題やってる方も一定数います。
2)ネガティブニュース&発言が蔓延
Facebookが行った感情操作実験の結果が示すように、ニュースフィード(タイムライン)によってひとの感情は伝染します。
メディアや一部の投稿者はネガティブな情報、はっきりとした物言いの方がひとの関心を引きやすいと知っているので、戦略的にやっています。
そういった情報を取り入れてしまったあなたの感情は、言い争いをしている当事者ではなくても、知らず知らずのうちにネガティブな方向へ流されていきます。
3)関心の高さ
テレビやSNSでもコロナコロナと情報過剰気味なので、どんな人でも一定の知識がある状態にあります。
知っていることって、発信したくなりませんか?
グループでの会話をイメージして欲しいのですが、全く関心のない話のときは黙りこくっているひとでも、自分が関心のある趣味の話で盛り上がっていると喋りたくなりますよね。
いろんな場所で言い争いが起こっているこの状況は、しっかり情報が行き渡っているというサインなのかもしれません。
4)甲乙つけがたい状況
大きく分けると『自粛して感染者数を抑える派VS経済を優先させる派』で対立しています。
どちらかが圧倒的に正しいと言えることではないので難しい。
感染者が増え、医療が崩壊すれば助かる命も助からないし、かといってこれ以上経済をストップさせれば数多くの企業が倒産し、失業者が増えて自殺者も増大する。
特に、日本では失業率と自殺率に相関関係があるで注意が必要です。
5)誰も経験したことがない事態
活動自粛により消費行動が激減し、経済が傾きました。
今までの○○ショックと呼ばれるものは金融経済から崩壊していくというのが通例ですが、今回は実体経済から暴落したボトムアップ式であるということ。
加えて、いつ感染するかもわからない状況が続く中で、経済的な対策も打ち出しにくい。
前例がなく予測ができないからこそ、言い争いは激化するのではないでしょうか。
6)置かれた立場の違い
自分がどの立ち位置にいるかによって意見が分かれます。
例えば、医療従事者は患者を増やさないようにしたいし、エンタメやインバウンド系の仕事をしている方は経済活動を再開させたい。
実際にその立場になってみないとわからないこともあるので、意見は対立してしまいます。
7)自粛によるストレス増
パチンコや居酒屋のようなストレスの発散場所に行けなくなったことによるストレスも大きいのではないでしょうか。
先にロックダウンをしたイギリスやアメリカでは離婚やDVも増加しているみたいです。
経済的不安に加えて外出の自粛で精神をすり減らしている方も多くいます。
生産性のない言い争いは身を亡ぼす
匿名&面識のないひととの言い争いほど無駄なものはありません。
なぜここまで言えるかというと、わたしも若いころSNSで言い争いをした経験があるからです。
経験したことがある人なら分かっていただけると思うのですが、言い争いをしてしまうと時間とエネルギーをかなり消費してしまうんです。
イライラしすぎて、数日間は頭の中がそのことで支配される上に文章を考える時間も取られます・・・。
でも冷静に考えてみると、面識のないひととSNSで言い争いをして得られるものってなんだろう?
「君の言うことの方が正しかったよ!」と相手を改心させること?
それとも、相手を屈服させて優越感に浸りたい?
そんなものは何のメリットにもなりません。
たとえ論破しても復讐と言わんばかりに粘着されることもあります。
なので即刻、この負のスパイラルから抜け出しましょう。
「わかったけど、どうしても言い争いになってしまう!」
そんな方のために言い争いを回避する方法を書きだしたので続きをどうぞ。
ストレスを回避する4つの方法
①【誰かを刺激するような発言は避ける】
議論や批評ではなく、批判は避けるべき。
わたしは"批判=傷つけることを目的としたネガティブな意見"と定義しています。
こころの中で思うのは自由ですが、書き込むのはやめましょう。
SNSのSはソーシャル(社会的な)です。
少し想像してみてほしいのですが、実際の世界では不細工な人が歩いていたとしても「おい!お前不細工やな!」と言ったりしませんよね。
そんなひとがいたら恐らく通報されます。
が、ネットの世界ではこういったことが往々にしてあるわけです。
ネット上でも常に対人を意識することが大切。
②【変なリプライが来たら即ミュート】
フォロワーが多い人ほど変なリプライが来ます。
そういったリプを戦略的に利用する器用な方もいますが、多くのひとにとっては害でしかないので即ミュートをしましょう。
これをするだけでもわりと平和になります。
ブロックは相手に悟られ、無駄な反感を買ってしまう恐れがあるのでおすすめはしません。
ただ、しつこく粘着されて困っている!といった方は法的措置を取るのも手です。
↑加害者の視点ですが、どういった基準で逮捕されるのかなどがわかりやすく書かれているので気になった方はどうぞ。
③【SNS閲覧時間を減らす】
SNSはエンタメ要素が強いので、安全安心が確保されていない環境にはあまり向いていません。
「今日は○○をしました!めっちゃ楽しかったー!!」
「おしゃれなカフェで外食してきましたー!」
「ここのパチンコ店空いていたので行ってきました!」
こういったツイートを見たらどう思いますか?
おそらく多くのひとの脳裏には"不謹慎"という言葉が浮かぶのではないでしょうか。
数か月前なら普通のツイートとして受け入れられていましたが、いまは発信側にも受信側にも良い循環が生まれにくい状況。
つまり、"ほとんどのツイートが不謹慎化"してしまうのです。
最近また顕在化した『SNS疲れ』はこれが原因だと感じています。
なのでSNSに疲れてしまったという方は閲覧する時間を減らしましょう。
息抜きに使っているのに疲れるなんて本末転倒。
事態が収束すれば空気が変わるので、その頃にまた戻ってくればいいんです。
④【影響の中にあるものにリソースを割く】
少しストレートな言い方をさせてもらうと、一般人がコロナや政治に関する話で誰かと言い争ったところで世の中は変わらないんです。
いくら「自粛脳のやつらは・・・」と言っても意味がない。
そんなことよりもまずは自分の影響が及ぶ範囲のことを考えるのが先決。
言い争いに使っている時間とエネルギーを、金策や自己投資に使った方がよっぽどいいです。
まずは自分が影響力のある存在になりましょう。
「影響力のない人間は発言したらだめなのか?」
ダメではないし止めはしませんが、言い争いが絶えず、余計にストレスを感じてしまうのでおすすめはしません。
まとめ
いろいろ書きましたが、主義主張が無駄だと言っているわけではないのでご了承ください。
わたしもこうやって、主張したいことはします。
アメリカでは外出自粛に対する大規模なデモが行われていますね。
こういった行動は歴史を振り返ってもわかる通り、国を動かす可能性はあるでしょう。
しかし、なんの戦略や目的もなしに、ただ目の前にある物事に過剰反応するだけでは疲れるだけだし得られる効果も薄いよと言いたかったのです。
変化に対応できず、こころの隙間が無くなってしまうのもわかります。
わたしも置かれた立場が変われば、もっと過激な反応をしていたかもしれません。
ですが、人類の強みは"知性"と"認知"だと思っています。
反応だけで生きていると人類も恐竜のように絶滅しかねません。
なので、もう一度冷静になって、いまの自分には何ができるのかを重点的に考え、行動しませんか。
顔が見えない相手でも、思いやりのこころを忘れずにいたいですね。
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