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秘密を共有する問題点



秘密は誰しもが一つは持っていると思われる。

小さいことから大きいことまで様々だが、それを他人に言えるだろうか?


他人といっても色々ある。もちろん赤の他人には言えない。家族や親友あたりがまずは候補にあがるだろう。


その違いは信頼度だろう。

赤の他人なんてゼロに等しい。

家族よりも親友の方が信頼度が高い場合もあるだろう。


さて問題はここからだ。

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Aさんは自分の秘密を親友であるBさんに話す。そのBさんがAさんの友達であるCさんに秘密を話してしまう。

それをCさんがAさんに話してしまう。

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上のような経験がある人もいるのではないか?


この場合悪いのは誰なのだろう。

私はAが悪いと思う。これはAがBに対する信頼度を誤って認識してしまったために起きた出来事だからだ。


この事象は一般的にはBが悪者になるのではないだろうか。

Aの秘密を勝手に人に話すなんて悪い、などの意見が多いと思われる。

その意見はもちろん分かる。


でも一度Bの立場になって考えてみてほしい。

Bは秘密を話されることによって、「他言してはいけない」という責任を負わされるのである。

(※Bから「秘密を教えてほしい」と切り出した場合を除く)

契約も何もしていないのに勝手に責任が発生するのだから解放されたくて当然だ。その気持ちからCに話して責任を減らそうとしてしまうのではないだろうか。


秘密を共有する側は、その事に配慮して話す必要がある。一人で悩む事から解放されるために、責任を押し付けているのと同義だからだ。

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