【経済】富裕層は嘘つき
大きな嘘の一つとして
『富裕層に課税すると経済が停滞する、富裕層は海外に逃亡するから税金を高く設定したら良くない』と言われているが、
歴史的データ、そう言った事実と照らし合わせてもあれは全部嘘である。
高度成長期を振り返ってみると、この時代もっとも日本がゼロから繁栄していった時代は日本の最高税率は75%
それに地方税やらいろいろ含めると90%にもなる。
実際に10億稼いでも残り1億円くらいしか手元残らない。
とある番組で女優の黒柳徹子さんが当時は高額納税者番付の常連だったことから納税で大変だったと嘆いでいた。
しかし、この時代に日本はパワーをみなぎっていて最も経済が発展していたわけで、この事実が証明している。
そんなことから高い税率が必ずしも経済を衰退させるわけではない。
むしろ、税金が適切に再分配されることによってみんながガンガンお金を使い、国全体の経済が底上げされる。
現状、ほとんどの富裕層は腹が立って一旦海外に出るものの、結局は日本に帰ってきて日本を拠点とする。
日本ほどご飯が美味しくて、インフラも整っていて、安全で恵まれている素晴らしい国は他にはない。
海外は文化的に合わないことも多いし、食べ物が違うのはキツい。
税金がほぼ発生しないドバイなど海外に逃亡してもこれらは代用できないから死ぬまで海外に居続けられる人は少ない。
一時的なファッションとステータスのようなものだろう。
「富裕層に課税すると経済が停滞する、富裕層は海外に逃亡する」
この主張は脅しに過ぎない。
今も重課税国家の日本と言われているのは事実だが、この言葉には富裕層たちが自分たちの利益を守りたいという意図がある。
お金持ちにとって得する仕組み作りになっている。
今のご時世、誰でもSNSで拡散することができ、影響力のあるインフルエンサーが投稿すればそれが正しい情報だと認識されて広まってしまう。
そんなことから「富裕層は海外に逃亡するから税金を高く設定したら良くない」という話が誇張され、流行り文句になった。
お金持ちの人は世間に誤った認識を広めるのが上手い。