自邸 #3 キッチン計画
こんにちは。
久しぶりに、設計の裏側について紹介します。
裏側ということで、今回も図面ではなく、考える過程のスケッチ等をお見せしたいと思います。
今回は キッチン計画
と言っても、オーダーキッチンではありません。
元々オーダーキッチンでプランしていたのですが、予算が厳しくなりそうなので、システムキッチンを組み込むことにしました。
なので、キッチンそのもののプランというより、キッチン周りの内装をある程度固めてしまうためのプランニングです。
システムキッチンなので、どのサイズのものを組み込めるか機能とデザイン含めて検討しました。
窓は端にスリットを設けるだけで、壁はタイル貼。
最近流行りのアイランドキッチンではなく、ウォール型にしているのは、昔の長屋にある土間のようなイメージにしているからです。なので、天井も梁を見せる勾配天井にしつつ、標準的な天井高より少し高くしています。
また、冷蔵庫や収納も引戸で隠せるようにします。
以前、京都で町屋を一棟貸しで泊まられ所があったので、泊まったことがあるのですが、土間や坪庭、建具だけで仕切られた奥に連続する畳間など、豊かな空間を感じられました。今ではモダンな内装に改装されている町屋もあるようですが、昔ながらの少し古びた雰囲気がある町屋もおすすめです。
キッチンは、「サンワカンパニーのグラッド45」というオールステンレスのキッチンです。実物も福岡のショールームで見ることができ、問題なそうでしたので、こちらで進めます。
ちなみに、今回のキッチンプランではスケッチブック「マルマン ニーモシネ」シリーズのA4サイズ5mm方眼付を使いました。寸法を決めていきたい場合はガイドがあるので便利です。
こちらのニーモシネは本当に気に入っていて、使う頻度も高いのでまとめ買いしてストックしています。
サイズも色んなサイズを実際に使用しています。
また、設計の裏側でお見せできる材料ができましたら、公開したいと思います。
今後ともよろしくお願いします。