認知症の対応(毎日投稿10稿日目)
今回は、介護の対応について話そうかと思います。
介護の知識を持っている方なら知っていると思いますが、
認知症の方に対して無暗に怒る事は良くありません。
肯定するのはOKですが否定はNOです。
認知症の方が行う行動は、悪意があってやっている訳ではありません。
病気がそうさせています。
でも、
物忘れがヒドかったり
同じことを何回も言ったり
すると、注意している内に怒りたくなる気持ちに
なる時があるとは思いますが、怒っても状態は良くなりません。
むしろ、関係性はマイナスになります。
認知症の方の思考で考えるとこうなります。
・認知症の方の思考
お腹が減ったので、「ご飯はまだですか?」と尋ねた。
すると、「さっきも言ってた」と怒り口調で言われた。
聞いたのがこれが初めてなのに・・・
といった感じで思っています。
認知症の方は良い出来事よりも、悪い出来事の方が記憶に残ります。
なので
怒ると悪い記憶が強く残ってしまい関係性が悪化するのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
まずは、傾聴してあげてください。
傾聴とは?
相手の話に耳を傾けて聞くこと。
存外な対応をすると、相手も傷つきます。
傾聴すると、自分の話を聞いてくれている
と思って落ち着きます。
ですが、
傾聴したからといって、同じ話をしなくなる訳ではありません。
ですが、無暗に怒る事は症状を助長させる要因となります。
介護の対応って人それぞれでなので
マニュアル通りしておけばいい訳じゃないので
その人、その人にあった対応をしてあげてください。