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Cannondale Super Six EVOを買った

ロード乗り換え 

2017年から乗っていたロード、変速が機械式だし、タイヤも28Cまでだから流行の太いタイヤ履いて安楽に乗りたいし、そろそろ乗り換えるか、と、マドン8のラインナップを調べたりしていたタイミングで縁があって、Super Six Evoを購入。グレードはスタンダードの105Di2で組まれたEVO3。

Super Six EVO3

納車後に変更したもの

  • クランク 105の50−34から52−34へ

  • ホイール DT R470/Shimano HB/FH-TC500 から、アルテグラWH-R8170-C36TLRへ

  • タイヤ ルビノPro 25Cクリンチャーから、Corsa Next 28C TLRへ

  • ブレーキローター リア160mmから140mmへ

以上の4点を乗る前に変更。これで54サイズが8.4kg。オタクではないので交換前のホイール重量や車体重量は未計測。
元のホイールは内幅20mmのDT SWISS R470で、テープを貼ってバルブを用意すればチューブレスにできるもの。ハブはカタログ上はフォーミュラとなっているが、実際はシマノHB/FH-TC500で組まれていた。タイヤはヴィットリア・ルビノPROの25Cクリンチャー。チューブレスタイヤでないのはいいとして、なんで28C選んでないの?と思うところ。

気になった仕様など

ボトル台座

シートチューブは下寄せ
ダウンチューブは上寄せ

ボトル台座がシートチューブ、ダウンチューブともボルト穴3点となっており、それぞれボトル装着位置を上寄せ、下寄せと選べるようになっている。もっとも、ダウンチューブを下寄せでつけるとシートチューブのボトルと干渉するため、Wボトルにする場合は上しか選べない。シートチューブは上下どちらでも可、というわけで、ダウンチューブは上、シートチューブは下につけている。私の場合は54サイズなので、小さいサイズの場合は穴が2個になってるかもしれない。

ハンドル、バーテープ

上等なバーテープ

ハンドルはVISIONのアルミ製エアロハンドル、ステムはケーブル内装と専用トップカバーのついたCannondale C1 Conseal stem。ペアで500g以上とそこそこ重いらしく、ステムとハンドル幅が決まったらmomo designe の一体ハンドルを購入しようと思っていたが、割といいのでこのまま。(ブレーキホース内装したハンドル交換するの面倒だし)
バーテープはKnurlTackBar Tapeだと思うけど、ダイヤ目で滑りにくく、すぐに表面が擦れて削れることもなく、割といいものが使われてるように思う。

エンドプラグはボルト固定タイプ

完成車に使われているエンドプラグ、単なるはめ込みのものが多い気がするが、ボルトで固定するタイプが使われていて、こちらも好印象。手元のバイクは全部ボルトで固定するタイプに差し替えてあるので、最初からこれがついてるのは嬉しい。

R7100 105 ワイヤレスDi2/12速/油圧ディスクブレーキ

ワイヤレスになったDi2、12sとも初めて。乗り始めたときはスリープになっているらしく、1回目の操作で変速せず、2回目の操作から動くのがちょっと違和感がある。(マニュアルに ”30分間スイッチ操作をしなかった場合、その後の1回目のスイッチ操作では変速しません。次のスイッチ操作から変速します。” と記載されている。)
ブレーキはR9200/R8100/R7100世代からパッドクリアランスが拡大されていて、ローターを引きずって音なりが起こりにくくなっている。リアのローターを140mmに変更したのでキャリパーの位置を調整したが、確かにセンター出しやすくなっていた。
ギヤは今まで53/39-11/30を使っていたが、52/36-11/34にロー側にワイド化。ざっくり200km走った結果、リアは15-27の6枚でほぼ足りてる状況。山に行ってないとはいえ、フロントはアウターしか使ってないし、ギヤが増えた有り難みを感じるところまで乗れていない。

ギヤ使用割合

乗ってどう?

厚みが16mmしかないシートピラーや、それを収める薄いシートチューブ、シートチューブに向かって絞り込まれていくトップチューブ、といった空力を考慮した今どきで派手な形状だが、乗ると自然なハンドリングで、今まで乗っていた2017年のディスクロードより乗りやすい。そしてイメージに反して、後輪の衝撃吸収性がよい。これ長距離サイクリングに良いのでは…
でも、踏むとどこまでも速度が乗っていく感じがあって、このあたりはさすがレースバイク。某氏のインプレのように600Wで踏み続けられないが、アウターで登れる坂で頑張った時の速度の伸び、そのまま平坦、下り、登り返しとコーナーが続く場面でのハンドリング、と踏み直した時の反応もよく、踏み続けられる体力が欲しくなった。

全体的に

他の同世代のバイクと乗り比べてないので、他のメーカーと比べてどう?というのは言いづらいところだけど、リムブレーキの頃のバイクや、ディスクでもケーブル、ホース類が内蔵されていない2020年以前(私のはこれ)のバイクに乗っている人で、買い替えを迷ってるなら、Super SIX EVOに乗り換えて不満を感じることはないと思う。

余談

リムテープがずれていた

元のDT R470/シマノ HB/FH-TC500のホイール、テープを貼って太いTLRタイヤを履かせ、通勤車で使うためにタイヤを外したところ、リムテープがずれてニップル穴が見えていた。ショップによる納車前の点検整備が大切なところを実感。(本当は工場の組み立てラインでの作業品質を上げ、ショップの納車整備の手間を減らす必要があるんだけれど。)
その後テープを貼って35Cのチューブレスタイヤを履かせ、通勤車で使用している。

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