【足元の芸術に注目!】ご当地マンホールを巡る旅・大阪散歩編①
こんばんは!関西の明日は、台風の影響で1日荒天になりそうですね😭しかし、明後日からは、行楽日和のお空になるとのこと!
さて、皆さんは、街を歩くとき、足元を見ることはありますか?
普段何気なく通り過ぎている足元には、実は面白い世界が広がっているんです。
そう、マンホールの世界です!
マンホールは、単なる下水道の蓋ではありません。街の歴史や文化、個性を表現する、まさに「足元の芸術」なんです。
今回は、地元大阪で見つけた素敵なマンホールをご紹介したいと思います。
大阪市
歴史と発展を刻むマンホール
大阪市の下水道は、豊臣秀吉が大阪城を築城した際に整備されたのが始まりで、実に400年以上の歴史を誇ります。
現在、大阪市内で見られるマンホールの多くは、市の花である桜と大阪城を組み合わせたデザインです。これは、1994年に下水道事業100周年を記念して市民公募で選ばれたものなんだとか。
写真に写っているマンホールは、下水道事業125周年を記念して作られたものです。大阪城を中心に、近代的なビル群や橋が描かれており、大阪の過去と現在、そして未来を表現しているかのようです。
さらに大阪市には、大人気漫画「キン肉マン」のマンホールもあるんです!
大阪市出身の漫画家ユニット「ゆでたまご」先生(嶋田隆司氏・中井義則氏)の作品と連携し、キン肉マンの超人たちをデザインしたマンホールふたが5種類製作され、2021年に大阪市内に設置されましました。
それぞれの設置場所は以下の通りです。
●キン肉マン:大阪城公園内・平林ビル跡地前
●テリーマン:アメリカ村
●ウォーズマン:うめきた地区
●ロビンマスク:新世界通天閣
●キン肉マンソルジャー:住吉大社
平林ビル跡地前を除けば、大阪の中でも観光スポットにあたるので、大阪府外の方でも見つけやすいと思います!
これらのマンホールは、大阪市の下水道事業PRと、地域活性化を目的として設置されたそうです。
全て実際に行って撮ってきました!
堺市
ミュシャが彩る芸術的なマンホール
堺市には、世界的な画家、アルフォンス・ミュシャの作品を所蔵する「堺 アルフォンス・ミュシャ館」があります。
ミュシャと堺市には、実は深い繋がりがあるんです。ミュシャは、1900年のパリ万博でオーストリア館の装飾を担当しましたが、その際に堺の伝統工芸品である七宝焼に魅了され、自身の作品にも取り入れたと言われています。
堺市では、ミュシャの作品をモチーフにしたマンホールが設置されています。繊細なタッチで描かれた女性像や華やかな装飾は、道行く人の目を楽しませてくれます。
マンホールのデザインは複数種類あり、それぞれに異なるミュシャ作品が描かれているので、探してみるのも面白いですよ。
まとめ
いかがでしょう?
大阪の街を歩いていると、様々なデザインのマンホールに出会えます。ぜひ足元にも注目して、大阪の歴史と文化を感じてみてください。
そして、もし他の地域で素敵なマンホールを見つけたら、ぜひ共有して下さい!
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