何県の野球部員が一番多い? ①
高校野球人口の減少の推移については、先日ここで書かせていただきました😃
今回は、
「ほな、今何県の高校球児が一番多いか?」
ということを疑問に思ったので、調べてみました。
データソース
高野連HPです。硬式の人数です。この記事の一番下に、一覧表も貼っておきます。
結論
東京が圧倒的。2022年のデータで9135人。
最小が鳥取。722人
多い都道府県の順位Top5を書くと、以下の通り。
東京 9135人
愛知 7054人
神奈川 6253人
大阪 6078人
埼玉 5932人
都市圏は野球人口が多い(という当然の結果)。なので、プロ野球の球団がある都道府県が、高校野球人口も多い。ただし、広島と宮城だけ少ない。
なお、少ない都道府県は以下の通りです。
47 鳥取 722人
46 高知 868人
45 徳島 929人
44 福井 1180人
43 山梨 1293人
強豪の明徳義塾高校や高知商業がある高知県ですが、少ない方から2番目なんですね👀
代表的なデータ
都道府県別の野球部員数
目立つのは、やはり大都市圏ですね。
人口が多いところが必然的に、野球の競技人口も多いという結果ですね。高校野球でもそうです。
甲子園で優勝回数が多い大阪ですが、大阪だからといって特別に部員数が多いというわけではないですね。🤔
(次回以降の記事で、甲子園での勝利数と都道府県別の部員数については触れたいと思います)
地域別の野球部員数
地域ごとに色を付けてみました👍
こうやってみると、東北、北信越、中国、四国の数の少なさを感じます。
人口が少ないのでそりゃそうやという話ではあるんですけどね。。
ヒストグラム
9000人を超える東京の外れ値具合が目立ちますね👀
次に、5000〜7500の山があります。
ここは、神奈川、埼玉、千葉の関東各県。さらに、大阪、兵庫の関西圏。そして、愛知、福岡、北海道になります。
お気づきかもしれませんが、プロ野球の球団がある都道府県になりますね。
当然ながら、プロ野球球団は人口が多い都市に作るでしょうから、
高校野球人口が多い → プロ野球の球団がある
という直接的な因果ではないだろうとは思います。ただ、関連性があるのは事実だと読み取れそうです。
この右側の山に属していない都道府県でありながら、プロ野球球団があるのは広島と宮城ですね。
ヒストグラムと箱ヒゲ図
下に箱ヒゲ図も付けてみました。 (ちょっとズレてますが💦)
中央値である2132人は、かなりグラフの左寄りだということがわかります。
ちなみに、宮城の高校野球部員数は2260人。中央値と大差無いんですね。
部員数 都道府県 一覧
次回は
長くなったので、今回はここで終えさせていただきます。
次回以降は、
・県別の野球部員数と甲子園での勝利数の比較
・県別の野球部員数とサッカー部員数の比較
などについて書いていきたいと思います😃
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃