6才の我が子が考えたUNO必勝法。なんだか良かった。
この夏、家族でよくUNOをしました。
ある日、妻と僕とのUNOを終えた6才の我が子が、
ゴソゴソと紙に何か書き始めました。
「何してんの?」
と聞くと
「ウノで絶対に勝てる方法がわかったから、紙に書いてる」
と言います。
UNO必勝法!!!
そんなんあんの!!
めちゃくちゃ気になりました。
後日、そのUNO必勝法のノートが、落ちていました。
まずは表紙。
「ウノえほん
ウノしてるときによむ」
とあります。
端的でGood👍
さて、次がメインのページです。
解説します。
子供の独特な字なので、解読が必要と思います。
きっと親にしか読めへん字やと思いますので。
まずは左側。
「ウノは・・・」
と、ウノの定義?目的?かと思えるようなことが書いてあります。
「ウノは おかあさんに かつ」
と、めっちゃ大きな字で書いています。
そうです。
我が子のウノの目的はお母さんに勝つことやったようです。
確かに、妻は子供にも結構情け容赦なくウノで勝つ傾向があります。
だからか、お母さんがめちゃくちゃライバル視されています。
僕は、ゆるーくやっています。
なので、お父さんは全く相手にされていない。
思い出したかのように、後付けの小さい字で
「 → おとうさんも 」
と、あります。
僕もかろうじて敵として認められているっぽいです。
それも味わい深い。
さて、次が本懐です。
色々と書いていますが、ポイントは赤い点の部分です。
我が子のUNOの真髄がここに書かれています。
これが本人が発見したUNOの必勝法だと思います。
ね ら い さ だ め て だ す
ね ら い さ だ め て だ す
「 狙い 定めて 出す 」
いやはや、素晴らしい。
我が子が編み出した必勝法が
「狙いを定めてカードを出す」
ということ。
うーん。
深い。
個人的にはここがツボでした。
めっちゃニヤついてしまいました。
シンプルでええなと。
カッコいい必勝法やなと。
さらに、詳細な戦略も、右下に描かれています。
「 『4●』 ← 『4×』
あるとおもったら やめる 」
つまり、妻が何らかの色の4のカードを持っていると感じたら、
自分は4を出すのを止めよう、ということです。
ちゃんと具体的な戦略を、わかりやすい事例込みで書いています。
きっと、我が子は妻に以前悔しい負け方をしたのでしょう。
「自分は青の4を出したい。そうすれば、最短ルートであがれる。
でも、お母さんがUNOの状態(残り1枚)で、4を持っていそう・・・
どうしよう・・・
一か八かだ。
えい!出しちゃえ!
・・・・
うわ!!!!負けた!」
みたいな経験が。
それが悔しかったのでしょう。
なので、少しでも相手が持っていそうなカードを感づいたら、自分出したいカードを優先するのではなくて、負けないカード、つまり相手が勝てないようなカードを優先して出そう、ということでしょう。
的を得ているなと思いますし、自身が失敗した実体験を基に、次は同じ失敗を繰り返さないという思考が出来ていて、素晴らしいなと思います。
ほんま親バカですが、
6才にして、自分の考えを紙に書いてまとめられるという点が、
すごいなぁと思いました。
僕なんか、自分が6才の時、字を書けたかも怪しいです。(覚えてないですが)
ましてや、自分で発見したことをノートにまとめるなんて、何も教えられてへんのに自分でよく考えついたなと、我が子ながら感動しました。
6年前に生まれてきたのが昨日のことように思い出されます。
ある晴れた春の日の夕方5時に生まれてきました。
その子がすくすく成長し、今は、自分で実体験したことを基に、論理的に考えて、その対策まで考えられるようになりました。
さらにそれを、紙に書いて残すという高度なことまで出来ています。
たかだかUNOの話ですが、勝手に考えを巡らして、
なんだか、勝手に感動してしまいました。
そんな、夏の1コマでした。
さて、僕も、狙いを定めて出して、UNOを強くなります。