読書感想文) 野球しようぜ!大谷翔平ものがたり。 ”努力”以上に大切なものとは?
子供向けの絵本として、大谷翔平選手のものがたりを買いました。
おもろかったので、noteに残しておきたいと思います😃
率直な感想
非常におもしろかったです。
特に、子供向けの絵本として、素晴らしい内容だと思います。
子供にとっても、全小学校にグローブが配られた直後であり、非常に印象深い内容かと思います。
このようにして、大谷選手は世界一の選手になったのだという経緯が、子供にもよくわかる内容です。
子供向け絵本として、非常にオススメできる内容です!
大谷選手が言う、(努力よりも)大切なこと
さて、僕としては、とても意外な内容がいくつかありました。
こういう絵本では、子供に
「努力することの大切さ」
「頑張ることの大切さ」
を強調するものと思っていました。
しかし、少し違いました。
本書「野球しようぜ」も、多少は、努力することも触れているようでした。
しかし、大谷選手が子供へのメッセージで触れていること、また、絵本全体で書いてあるメッセージは、別のことでした。
何かというと、
自分でしっかり考えることの大切さ。
挑戦することの大切さ。
の2点だと、僕は感じました。
特に挑戦することについては、
「失敗と成功を繰り返し、失敗については考えること。
そして、大事なことは勇気を持ってチャレンジすること」
だと、強調されています。
がんばれ!努力しろ!
という記載は、見当たりませんでした。
考えること、挑戦することという表現をされています。
なぜ、”努力が大切”と訴えないのか?
そして、最後に興味深いことも触れています。
大谷選手は、「野球をやっていて大変なこと(しんどいこと)は、特にない」とのこと。
大谷選手は、野球に関することは努力ですらなく、楽しんでやっていることの裏返しともとれます。
きっと、大谷選手にとっては、野球の試合だけでなく、努力に当たる"プロセス"すらも楽しんでいるのでしょう。
何かのインタビューで大谷選手が語っていた記憶があります。
「幼い頃に野球に出会えたことが幸運だった」
つまり、純粋に好きことを追い求めているように見えます。
ただ興味があることを、興味の赴くままに取り組んでいるということかもしれません。
同じ花巻東高校のOBで、菊池雄星選手の本で書かれていた印象的な言葉を僕は思い出しました。
「夢中は努力に勝る」
良い言葉だなと思っています。
まさに、”好き”に勝るものはないな、と改めて強く感じました。
読後、5歳の娘から言われたこと
さて、この絵本を娘たちと読み終えました。
その後、5歳の娘は、今ハマっているおもちゃ作りに精を出します。
段ボールや色紙をチョキチョキはさみで切って、好きなものを作る遊びです。
娘が自ら、勝手にやるようになりました。
その制作中の娘から、言われました。
「お父さん、家に霧吹きのスプレーある?」
僕は戸惑いました。
「あー、霧吹きは無かったんちゃうかな?」
「欲しいんだけど」
きっと、作っている物のパーツとして必要だったのでしょう。
「いや、無いもんは無いしな。
今から買いに行くのも大変やし・・・」
すると娘は僕の方を見向きもせずに、ハサミで何かを切りながら、言いました。
「諦めるんだ。
もし欲しい物が無かったら、大谷翔平だったらどうするかな?
お父さん、よく考えな。」
僕はハッとしました。
確かに、大谷選手ならまずやってみるはずだ。。。
僕は家にあるストローとスポイトで、なんとか霧吹きを自作しようと試みました。
「自作しようぜ!」
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大谷選手に関する僕のnote
ちなみに、大谷選手ファンとしては、いくつかnoteを重ねています。
ご興味あれば、読んで頂ければ嬉しいです。
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今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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