野球部よりサッカー部の人数が多い県は?

これまで、以下の記事で各都道府県の高校の野球部員数とサッカー部員数をまとめてきました。


野球人口が減っているのもわかりましたし、都道府県の傾向はわかったという状況です。

では、いったい全体
「どの都道府県で、野球部員数よりもサッカー部員数が多いのか?」
ということが気になってきたので、調べてみました👍


データソース

新たなデータソースはございません。
これまでの記事で使ったデータです。
ちなみに、高野連と、全国高等学校体育連盟というところのデータを用いました。
調査対象は、2022年の高校の男子の部員数のみです。

結論

  • 最も差が大きかったのが、埼玉県です。

    • 埼玉県では、野球部員数よりもサッカー部員数の方が約4000人も多いです。

    • その次が東京。3245人、サッカー部員数の方が多いです。

  • 野球部員数が多いのは、最大が秋田県の789人。次が沖縄の617人。サッカーが多いケースのように何千人もの差はありませんでした。

  • 屈指の野球どころと思われていた大阪は、野球部員数の方が124人多いだけでした。

  • 地域で見ると、圧倒的に関東ではサッカー部員数の方が多いです。関東だけでの集計で、13000人もサッカー部員数が多いです。

  • 三重県以西の西日本は、全域的に大きな差は無いですね👀


都道府県ごと、野球部員数とサッカー部員数の横並び

都道府県ごと、野球部員数とサッカー部員数の横並び

都道府県ごとに並べてみました。
ちょっと見にくいですかね😅

以下でグラフ化した、差分(野球 ー サッカー)の方が見やすいと思います。

このグラフからでも、ざっと見てわかるのは、「サッカーが異常に多い都道府県が関東にいくつかある。それ以外は、ほとんど同じ」ということですね。


野球部員数 ー サッカー部員数 (都道府県)

野球部員数 ー サッカー部員数

野球部員数 ー サッカー部員数 の差分を、都道府県ごとにグラフにしました。
大きくマイナスになっているは「野球部員数よりもサッカー部員数の方が多い」ということを意味しています。

こうやって見ると、色々なことがわかりますね🤔

  • 最も差が大きかったのが、埼玉県です。

    • 埼玉県では、野球部員数よりもサッカー部員数の方が約4000人も多いです。

    • その次が東京。3245人、サッカー部員数の方が多いです。

  • 野球部員数が多いのは、最大が秋田県の789人。次が沖縄の617人。サッカーが多いケースのように何千人もの差はありませんでした。

  • 屈指の野球どころと思われていた大阪は、野球部員数の方が124人多いだけでした。

  • 野球が”大幅に”上回るという都道府県は無いんですね🤔


野球部員数 ー サッカー部員数(地域別)

野球部員数 ー サッカー部員数(地域別)
  • 地域で見ると、圧倒的に関東ではサッカー部員数の方が多いです。関東だけでの集計で、13000人もサッカー部員数が多いです。

  • 北海道、東北は若干野球が多め。

  • 関東、東海は、圧倒的にサッカーが多め。

  • 三重県以西の西日本は、全域的に大きな差は無いですね👀


雑感

「野球人口が減ってきた」という事実も、こうやって都道府県ごとに数字を見ると、主に関東、愛知、静岡で発生している事象と言えそうです。

もちろん、今回見たのは2022年の一時的な定点観測ですので、時系列的に見ると、「実は全地域的に近い将来にサッカー部員数の方が上回る」などが見えてくるかもしれません。
まずは、今回の結果としては、という考察です。

さて、では、「一体全体、埼玉や東京では何が起きたのか?」が非常に気になってきます。
何も調査していない真っ白な頭でパッと思い浮かぶのは、埼玉のサッカーといえば浦和レッズの存在です。
埼玉にもプロ野球の球団があって、しかも西武ライオンズという超老舗なんですが。
何かが起きていそうですね🤔

また時間があれば、調べてみて記事にしたいと思います😃



今日も読んで頂いて有難う御座いました😃


最後までお読みいただき有難う御座います! サポート頂ければ嬉しいです😃 クリエイターとしての創作活動と、「自宅でなぜ靴下が片方無くなることがあるのか?」という研究費用に使わせて頂きます!