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電子レンジが破壊され、不便さの代わりに得たもの

あの日、友達がサツマイモを電子レンジで焼こうとして、まさかの故障。

サツマイモが発火して煙が上がり、電子レンジは完全に壊れた。

すぐに気づけばよかったのだが、彼はイヤホンをして床に寝転んでいたため、しばらくその状況に気づかなかったらしい。

そんなことあるか?

こうして、僕の電子レンジなし生活が始まった。

不便さとの戦い

最初の数週間は、とにかく不便だった。

スーパーで買った惣菜を温めることができないし、簡単にできる「レンチン料理」はもう作れない。

夜遅くに小腹が空いたとき、冷蔵庫にある残り物をさっと温めることができないのは、想像以上にストレスだった。

現代の生活で、いかに電子レンジが重要な役割を果たしているかを痛感した。

新しい習慣とスキルの獲得

電子レンジが使えなくなったことで、自然とフライパンや鍋を使う頻度が増えた。

最初は手間だと感じたが、次第に料理の手際が良くなり、自炊スキルが向上していくのが実感できた。
簡単にできる冷凍食品やレンチン料理に頼らず、毎回火を通すことは、健康的な生活を送る上で大きなプラスだった。

なにより、うまいビーフシチューを作れるようになったのは電子レンジを破壊した友達のおかげかもしれない。

もう電子レンジは必要ない?

8か月が過ぎた今でも、電子レンジは買い替えていない。

最初は「すぐに新しいのを買わなきゃ」と思っていたけれど、意外とそのまま生活できてしまうものだ。

もちろん、電子レンジがあればもっと便利に生活できる部分はあるだろう。でも、今のところはそこまで不便に感じていない。

実際、電子レンジなしの生活にはメリットもあった。

電気代が減ったことだ。代わりにガス代は少し増えたが、それでも生活コストが大幅に上がることはなかった。

むしろ、料理に時間をかけることで、毎日の食事がより丁寧で豊かなものになっている気がする…?

結論:電子レンジはなくても意外といける


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