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残り50年の人生が冷めないうちに

僕たちは、日常の中で何かを待っている。

それは、人生をよくするきっかけだったり、特別なチャンスだったり。
でも、「待つ」という行動が、知らず知らずのうちに人生を退屈にしてしまうことがある。

20代なりたての僕も、何となく人生を変えたいと思って、こんな曖昧な目標を立てた。

▶︎1日1個、人生を良くする行動をしよう

とは言っても、「何から始めたらいいんだろう」と戸惑ったり
「完璧な状態になってから始めよう」と思って結局何も行動せず、ただ時間が過ぎていった。

そしていつの間にか、その目標すら忘れてしまい、季節が巡る……。

気づけば、ぼんやりと生きているうちに、僕の人生は少しずつ冷めていった。

「はぁ、俺は一体何をしているんだ。」

ある日、大阪駅近くのヨドバシカメラあたりを歩いている時、ふと「自分の人生、あとどれくらいあるんだろう」と気になった。

「もし75歳まで生きるとしたら、あと40〜50年くらい?」

「このまま流されるように、無気力に生きるのかな?」

そんなことを考えたら、急に嫌気がさして、流れに逆らおうとしない自分にイライラした。

「情けない自分を、心の中で殴り飛ばす」ような気持ちで、以前立てた目標を再建することにした。1日1個、人生を良くする行動をするという目標だ。

ルールは1つだけ。
▪たとえほんの少しでも(具体的には1分でも)いいから、毎日必ず行動すること。

例えばこんな行動をしている。
・億劫でやらなかったHIITなどの運動をする
・野菜の摂取量を増やす
・瞑想をする
・1日の終わりに感謝を綴る

どれも「良いこと」だとわかっているけれど、面倒で続かない人が多い。

だからこそ、この当たり前の成功法則を少しずつ試していくことにした。


疲れて体が動かない日は、1分間の瞑想で終わらせ、その後はこれでもかってほど自分を褒めたりもした。

ハードルの低いルールのおかげで、僕は毎日少しずつ行動を起こせている。
大きな成功はまだ何一つしていないけれど、僕にとっては大きな進歩だ。

最近、ひとつ気づいたことがある。

人生をよくするための行動って、何か特別な出来事を待たなくても、今、この瞬間から始められるんだってこと。

大げさに聞こえるかもしれないけれど、こうした小さな行動の積み重ねで、驚くほど気分も体も変わってくる気がする。
これは僕だけじゃなくて、みんなにできることだと思う。

人生を有意義にするために、「完璧なタイミング」を待つ必要はない。

何か行動してみることで、新しい道が見えてくるはずだ。僕はまだ20代で、試行錯誤の連続だ。
なんなら失敗の方が多い。でも、その分学べることも多い。

科学も、感覚も大事にしながら…

もちろん、何か行動を始めるときは、科学的な根拠も大切だ。でも、最終的には自分がどう感じるかが一番の指標になる。

例えば、早寝早起きが健康に良いことは常識だけど、実際に続けてみると、頭がすっきりして、1日が充実する感じがある。

こういう体験を重ねて、自分にとっての「正解」を見つけていくのも楽しいものだ。

人生が冷めないうちに

これからも僕は、どんどん健康習慣や有意義な行動を試していきたい。
そして、その過程で感じたことをシェアしていくつもりだ。


最近の目標は、「身近な人に、人生を良くするきっかけの種を提供する」こと。
ほんの少しでも、身近な誰かの人生をよくする“きっかけのきっかけ”を与えられたら、それだけで十分だと思う。
今のちっぽけな僕にできるのは、その程度かもしれない。
でも、いつかは誰かの人生を最高に良くするきっかけを提供できるような人間になりたい。

もし、僕と同じように「人生が冷めないうちに何かを始めたい」と思うなら、一緒に頑張ろう。

完璧じゃなくても大丈夫。
今、できることから始めれば、それが未来の自分に繋がるさ。

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