鉄道の日も近いので
明後日10/14は鉄道の日。
だからというわけではないですが、昨日小金井市のいちご橋まで西武多摩川線を撮りに行って、帰りに三鷹跨線橋をじっくり撮ってきました。
まずはいちご橋へ。いちごとは東町1丁目と5丁目の間にかかることが所以とのこと。
ここから多摩川方面を望むと壮観です。
これは多摩川線の架線柱と送電鉄塔が併設されたもの。
これがいちご橋から野川公園の方までずっと続いているのです。
続いて三鷹駅から少し武蔵境方面へ進んだ、三鷹車両基地の中ほどにある三鷹跨線橋へ。
ずっと撮っていたいくらいのいいモデルさんです。
1929年(昭和4年) 鉄道省が建設
下路式プラットトラス構造の橋梁で鉄鋼不足を補うため明治、大正期の古いレールを用いて建設されました。
一部補強はされていますが、ほとんど建設当初の姿をとどめています。
純文学好きのアイコン・太宰治のお気に入りスポットで、橋の欄干にもたれかかってタバコを吸う写真や、南口側の階段を降りる写真でも知られていますね。
保守のための施設というよりも、生活道路としての色合いが強いというJRの主張で市が譲渡を進められていましたが、十億円を超えそうな改修工事を行った場合、今の姿をとどめることができません。それは、中央線が走る一径間の不恰好な補強を見ても明らかです。
早ければ今年12月から撤去工事に着手する方針とのことです。あと2ヶ月くらいか。ひっきりなしにその姿をスマホやカメラに収める方々が訪れていました。
市は保全保存できるところは残したいとのことです。階段から最初のピアまでの一径間ずつそれぞれ南北は残してほしいと思います。
三鷹市もそれくらいは保存してもいいんじゃないですか?