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ペルー→ボリビア|バスで陸路国境越えのやり方(2025年現在)【世界一周する慶応生22日目】



こんにちは、現在南米を旅している大学生です。

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今回は、ペルーのプーノからボリビアのラパスまで、バスを利用して陸路で国境を越えた話です。バス移動は飛行機と違っていろいろなハプニングや発見があるのが醍醐味。今回もなかなか刺激的な旅になりました。

プーノの早朝、バス乗り場へ


プーノ発のバスは朝6:30出発。事前に「6:00に集合」と伝えられていたため5:00起床で準備をし、30分くらい歩いてバスターミナルまで向かいます。
(タクシーを1度使ってしまうと今後も使い続けてしまうため、1時間以内の距離なら全然歩く派です。貧乏旅行ですし)

予定通り6:00にターミナルに着くのですが、バスはもちろん6:30になっても来ません。寒さに耐えながら待機します。
バスの乗り口に向かうと、「バスターミナル使用料を払ってね」と案内され、専用のカウンターで3ソル(120円くらい?)を払うとチケットに証明シールが貼られ、バス乗り場でチェックされます。

今回利用するのは TITICACAバス。朝に出発する会社が2つしか無いらしく、よりターミナルで声が出ていた方を選びました。本当は深夜バスの方が宿泊費が浮いてお得なのですが、プーノ→ラパス→ウユニと連続深夜バスはさすがに体に悪いかなと思ってしまいました。甘えですね。
乗車前に入国用のQRコードの登録をさせられました。

こういうQRが表示されたらOK



バスは順調に進み、国境付近に到着。飛行機移動では味わえない、のどかな景色が続きます。

出国審査場に到着すると、すでに人が並んでいました。ここではぐれると面倒なので、先頭の人に着いていきしっかりバスの仲間についていきます。

ペルー側の出国審査、ボリビア側のQRコード確認、ボリビア側の入国審査の3段階に分けられていたのですが、いずれも1分ほどで終わり異常にスムーズに入出国することができました。


ちなみに、国境付近では ソル(ペルー通貨)をボリビアーノに両替 しました。両替所はいくつかありましたが、バス会社が指定する両替所で済ませるのが無難。50USドルを両替すると本来約345ボリビアーノ返ってくるはずが、何故か450ボリビアーノ帰ってきました。ドルが正規レートで両替する以上に貴重なのか、単にミスなのか...

無事にボリビアに入国し、バスはコパカバーナに到着。ここでラパス行きのバスに乗り換えますが、12:00〜13:00まで約1時間ほど自由時間があると伝えられます。リュックサックをバス会社の事務所に預け、街を散策することに。



徒歩5分ほどで チチカカ湖 に到着。天気が良く、空の青さが際立っていました。軽くランチを食べて時間が過ぎるのを待ちます。


13:00にTITICACAバスの所に戻るともうしばらく待たされ、いよいよバスが出発します。たまたま日本人のご夫婦と居合わせて、久しぶりに日本語で会話しました。異国で日本人にあうと安心感がありますよね。

バスが無事出発。ところが、30分ほどしたところで運転手に降りろと言われます。

言われるがままに降りると、バスが船(というか板?)の上に乗っていってしまいます。

そのまま指示される通り近くのボート乗船上で3ボリビアーノ(60円)ほど払い、乗客員全員でフェリーに乗って対岸へ向かいます。

わざわざ降りる必要あった?!と乗客員全員で談笑していたのですが、おそらくバスが沈没すると危ないorフェリー運行会社と連携していてフェリー代を稼いでいるのどちらかだろうという結論に落ち着きました。

対岸沿いにアルパカ

謎の船渡を終え、いよいよラパスへのバスを出発させます。出発したかと思いきや1人取り残されていることがわかり、乗客全員で運転手に「止まってー!!」と声をかける場面もありました。

南米ってこういうところいい加減ですよね(笑)
一路、ボリビアの首都 ラパスへ向かいました。

この旅の間、飛行機を使うこともありましたが、バスだからこそ味わえる景色や出会いがあると改めて実感しました。海外のバス会社は結構いい加減だったりすることが多く、色んな国から旅に出ている乗客全員で「なんやこれ!!」と笑い合いながら国境を越えるのはなかなか面白い体験だなと感じました。

みなさんも陸路越え、やってみてね。

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