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スイス人と美術館デート、ヒンドゥー教の修道士から歌をプレゼントされる|ラパス(ボリビア)最終日【世界一周する慶應生28日目】
こんにちは、世界一周する慶應生です。
いいねしてくださった方は毎回投稿拝見させて頂いています。とても励みになります、ありがとうございます🙇♂️
現在ラパスのGovinda's Restaurantというベジタリアン料理屋さんでヒンドゥー教のコミュニティに入れてもらって共同生活しています。
本日はラパス最終日で、夜のバスに乗っていよいよウユニに向かう日でした。そのためパッキングや両替など、色々と調整を行うよていだったのですが、一緒にレストランに泊まっているスイス人のElisaにアートギャラリーに誘われたため、せっかくならと行ってみることにしました。
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Elisaがたまたま見つけた近くにアートギャラリーに行ってみたのですが、このMamani Mamaniが思っていた以上に有名な方だったそうでビックリしました。
ボリビア先住民第一世代、稀代のアーティスト「Mamani Mamani」
ロベルト・アギラール・キスベルト、通称ママニ・ママニはボリビア出身の独学の先住民第一世代アーティストで、アイマラ族の文化的背景を強く反映した作品で知られています。
鮮やかな色彩と独特の描写が特徴で、アンデスの自然や先住民の生活、伝統をテーマにしており、日本にも数回訪れていてその作品は日本でも紹介されているそうです。
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こんな感じでシンプルな造形ながらも彩度が高くグラデーションを活用した色使いで、ボリビア先住民独特の世界観が上手く表せています。
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泥棒市があるエルアルト地方のアパートメントにアートプロジェクトとして塗装を行い作品を作ったそうです。しかし、MamaniMamaniの作品であるという理由でアパートの家賃が高騰し、エルアルトは貧民街ということもあって空室が多く残っているそうです。
1時間ほど個展を長め、せっかくならと周辺のギャラリーも見てみることにしました。以下は何となく気に入った作品をダイジェストで紹介します。
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「南米最貧国」「発展途上国」のイメージがあるボリビアですが、アート市場は意外にも盛んなのか個人的にはイケてる作品もいくつかありました。単純にかっこいいアートスタイルもある一方でボリビアの伝統民族的アートスタイルやスペインから持ち込まれたであろうキリスト教の教養がごちゃ混ぜになっている感じが面白かったです。
午後はウユニまでのチケットを買いにターミナルまでいったのですが、現金(ボリビアーノ)が足りないことに気づき近くで両替できる場所を探します。
ラパスで円は両替できる!ボリビアの貨幣やATM事情
現金を作るために市内を散策していたのですが、色々調べていく中である情報が障害となります。「ラパス(ボリビア)では円を両替できない」ということです。
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日本円両替できないって何???
と困惑していたのですが、どうやらボリビア(というか南米全土)ではドルの価値が非常に高いため事前に両替をしていってドルを持っていくのが常識だそうです。公式のレートだと1ドル=6.91ボリビアーノ(2025.2.5現在)なのですが、市内の銀行や闇レートで両替する場合は約1ドル=9ボリビアーノ、最高だと11.2ボリビアーノで両替できる場所もラパスにはあるそうです。
そんなことも知らず大量の円を持ってきてしまった自分はキャッシングという手段にまずは踏み切ります。
スキミングが多いと言われているラパスですが、その中でも安全かつ手数料が無料のATMがいくつかあります。
ボリビアでATM手数料無料の銀行紹介
・Mercantil Santa Cruz(メンカルチルサンタクルス)
・Los Andes
・BCP
・BANCO NACIONAL DE BOLIVIA(BNB)
自分はBNBに行ってみたのですが、何故か「カードは利用できません」という表示が出てしまい、調べるとクレカでキャッシングができる設定になっていませんでした、、
円も両替できないしキャッシングもできないとなるといよいよピンチ。ラパスから出られなくなってしまいます。
しかし、円が両替できないというのがどうしても信じられなかった自分はどうにかして両替ができる場所を探し回ることにします。市
内の両替屋を回って「Can I exchange Yen??」と聞き回った結果、とうとう見つけることに成功しました。
それがここ!
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このCASA DE CAMBIOという中心部にある両替所で円→ボリビアーノにexchangeすることが出来ました!!
しかも、10000円→500ボリビアーノと公式レートよりも割高。米ドルに比べると遥かに劣りますがそれでもラパス市内で円をボリビアーノに変えれるのはかなりでかい。
ということで気を取り直してウユニまでのバスチケットを購入しに行きます。
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ウユニまでは270ボリ(5940円)とかなり割高。ですが他に選択肢も無いので渋々支払います。
宿に帰りパッキングを済ませると、いよいよ宿や宿泊者の皆とお別れをします。たった5日間だけの滞在でしたが皆寂しがってくださりました。
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最後にコロンビアから南米を旅しているヒンドゥー教の修道士の方が歌をプレゼントしてくれると言い、ギターを持ってきて弾き語りをしてくれました。
正直「パチャママ」以外の単語は聞き取れなかったのですが、今後の僕の旅を応援してくれているようですごく嬉しかったです。
皆んなにお別れを告げたあとはElisaと軽く近くのバーで飲みに行きました。ボリビアのビールHUARI がはちみつ入りで甘く非常に美味しかったです。
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レトロっぽい装飾なのかと思ったらリアルタイム(2025)でニュースを放送していた
Elisaとはお別れかと思いきや、ブエノスアイレスで日にちが被ってそうなのでまたアルゼンチンで会えるかなと言う話をしてインスタを交換しました。
ラオス市内のロープウェイから見る夜景が綺麗という話をしたところ、別れた後にさっそく向かってくれました。
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荷物を持ってバス停に向かい、予定通り夜行バスに乗り込みます。夜行バスで韓国人と仲良くなり、ウユニ以降の日程も一緒になることが多かったです。
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バスは2階建ての1階なのもあって揺れがダイレクトに繋がり、安眠はできませんでした。
ボリビアの首都ラパスともお別れとなったのですが、改めて街の人が暖かかったり様々な文化が混合していたりと面白い場所でした。ホスピタリティに溢れた素晴らしいコミュニティや貴重な旅人同士の繋がりを経験できて、最高の街でした。