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ふと「瞬足」を思い出した話

こんにちは。たつ/日本一の教育者を目指して と申します。
私が小学生の頃、「瞬足」という靴が流行りました。
この記事をお読みいただいている方の中にも「知ってる!」方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「瞬足」
2003年にアキレス社が発売を開始したジュニア向けランニングシューズの名称。ソール部(靴底)を左右非対称とし、左回りのトラックコースを走りやすいように「右足のインサイド」「左足のアウトサイド」にそれぞれスパイク状のグリップを装着。2009年には年間500万足を販売するヒット商品となった。

小学生の男子が女子に評価される最大のポイントは、何といっても「足がはやいこと」(だと思うのです)。
つまり、はやく走れる希望を持たせてくれる「瞬足」という商品は、世の男子小学生の欲望をピンポイントで刺激したと言ってもよいのではないでしょうか。
はやく走れるようになりたい、そして注目されたいという熱い想いを、懐かしく思い出してしまいました。

はやく走れることは何をもたらすのか!?

さて、そのようなことを思い出しながら、何としても手に入れたかった能力の1つである「足がはやいこと」、すなわち、「はやく走れること」のメリットは何なのだろうかと考えました。
まず思いついたのは、
はやく走れたらオリンピックで優勝できる!
ということです。
いやいや、人類で一番はやく走れるということを考えているのか!?と思われたかもしれません。
ご指摘の通り、何がどうなっても私がオリンピックで優勝するということはないと思います(笑)。加えて、陸上選手でも何でもない私がウサイン・ボルト氏を目指しても仕方がないとも思うのです。

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もっと実用的なメリットはないものかと考えました。
次に思いついたのは、
はやく逃げることができる!
ということです。
しかし、私は何から逃げるのでしょうか?
クマやライオンなどの野生動物でしょうか。
はたまた、バイクや車などの文明の利器でしょうか。
しかし、50m走の記録が7秒台であろうと、9秒台であろうと、クマやライオンに追いかけられたらひとたまりもないですし、時速50km以上の猛スピードで走るバイクや車にはあっという間に追いつかれてしまうと思うのです。

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長く遠くへ

このようなことを考えていると、はやく走れたところで「これ!」といったメリットがないように思えてきます。
小学校を卒業してもう10年以上が経ちますが、はやく走れることよりも長く遠くまで走れることの方が重要なのではないかという結論に達しました。
長く遠くまで走れるということは、体力・持久力・忍耐力など様々な能力の側面を表していると思うのです。

こうなったらもう走り出すしかありません。
速く走ることよりも長く遠くまで走れるように!
「瞬足」が大切なことを教えてくれたような気がしました。

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